Side Mimidori
そのあとも…またついて行ったとき、その辺を見るたびに、だいたいその男の子を見かけた。
会えない時もあって、そういう時は、いないのかな~なんて思ってたんだけど、また次に行ったときは絶対会って。
会ったときはやっぱり、持ってたパンを渡しちゃうんだよね…。なんか、かわいそうだったから。
この辺によく来てるか、住んでる子なのかな?って。とりあえずそう思ってた。
……まさに、今日の、さっきまでは。
「……?」
なんで、あの子がここにいるんだろう?
ここだって…あのアーケードの市場みたいに栄えてる場所だし…っていうかそこより暗い人たちが集まってるっていう場所なのは、少なくとも私も知ってる…。
でもそんな場所にあのまだ小さい子がいるんだなぁ…。それは確かにEDENだし、そうかもしれないけど…。あんな子が一人でか…。
ちょっと遠く…人があんまり集まってないところの壁にもたれて立ってるのが見える。
「…何?」
一緒にいたクールに聞かれて我に返った。
「…いや…。」
なんでもない…って、言おうと思ってたけど、男の子がこっちに気付いて、あっ、って顔した…。
あぁ…その顔されちゃったらな…こっちも返事するしかないよ…。
「…行ってもいい?」
「……。」
黙ってクールがついてくる。
そうなんだよな…最初この子がナイフ持ってたのもあるけど…正直心配だったよ。
初めて会ったときに顔が怖がってそうだったから、まだ良心というか、人の気持ちはある子なのかなって思ったけど、本当かどうかは私にはわかんないしね…。
それにここにいるってことは…小さいから危ないってことじゃなくて…もしかしたら"そういう"子なのかも…。
「…こないだの。」
「…あ…。」
……あれ?
私だって、わかってるはずなのに、なんかびっくりしてる…。
……やっぱりただの小さい子なのかな……。
「…これいる?」
「……。」
…今日は結蓮から渡されてたおにぎりがあった。
本来は私が食べるようにだけど、もしかしたら別なところでも会うかもしれないでしょ、って言われて…。
今日は一個だけだったから、これを渡したら私の分は無くなっちゃうけど。
会えない時もあって、そういう時は、いないのかな~なんて思ってたんだけど、また次に行ったときは絶対会って。
会ったときはやっぱり、持ってたパンを渡しちゃうんだよね…。なんか、かわいそうだったから。
この辺によく来てるか、住んでる子なのかな?って。とりあえずそう思ってた。
……まさに、今日の、さっきまでは。
「……?」
なんで、あの子がここにいるんだろう?
ここだって…あのアーケードの市場みたいに栄えてる場所だし…っていうかそこより暗い人たちが集まってるっていう場所なのは、少なくとも私も知ってる…。
でもそんな場所にあのまだ小さい子がいるんだなぁ…。それは確かにEDENだし、そうかもしれないけど…。あんな子が一人でか…。
ちょっと遠く…人があんまり集まってないところの壁にもたれて立ってるのが見える。
「…何?」
一緒にいたクールに聞かれて我に返った。
「…いや…。」
なんでもない…って、言おうと思ってたけど、男の子がこっちに気付いて、あっ、って顔した…。
あぁ…その顔されちゃったらな…こっちも返事するしかないよ…。
「…行ってもいい?」
「……。」
黙ってクールがついてくる。
そうなんだよな…最初この子がナイフ持ってたのもあるけど…正直心配だったよ。
初めて会ったときに顔が怖がってそうだったから、まだ良心というか、人の気持ちはある子なのかなって思ったけど、本当かどうかは私にはわかんないしね…。
それにここにいるってことは…小さいから危ないってことじゃなくて…もしかしたら"そういう"子なのかも…。
「…こないだの。」
「…あ…。」
……あれ?
私だって、わかってるはずなのに、なんかびっくりしてる…。
……やっぱりただの小さい子なのかな……。
「…これいる?」
「……。」
…今日は結蓮から渡されてたおにぎりがあった。
本来は私が食べるようにだけど、もしかしたら別なところでも会うかもしれないでしょ、って言われて…。
今日は一個だけだったから、これを渡したら私の分は無くなっちゃうけど。
