わるいおとな

一人で夜更かしした次の日の昼過ぎ。

今日は二人でいる。
眠い目を擦ったら、ちょっと昼寝しようって言われて。横になって布団に入ったとき、
「…お前ってさ…なんで俺みたいなのとつるんでんのかね…。」

…なんでもなく、ただそう言われて、意図が読めないから聞き返したんだ。

「どうしたの、急に。」
「…何も知らない奴が見たらどう思うんだよ…。なんでこんなマトモな人間が、俺みたいなのと付き合ってんのかなと思ってさ。」

…そんなこと言われても…。

「…俺よりマトモなのはいただろうに…。」
「…そう?」

…私はあんまりそうは思わないんだよ。

「…好きだからじゃだめ?」
ちょっと勇気を出して、言ってみた。
そしたら、鼻で笑って。
「…はいはい。そうですね。」
そう言われながら抱きしめられちゃった…。

私もマトモじゃなかったし、元いたところでは周りもまともじゃなかったと思う。エデンとは基準が違う気もするけど、私がここにいるのは、嫌な大人から逃げてきたからだよ。
それにクールだって…気が狂ってるわけじゃないし、信念があるからまだマトモだよ…。
…私もマトモじゃないって言ったら、笑われるんだろうな。

そんなこと考えてたら、もう眠くてそろそろ意識が飛びそう…。
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