このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方は
こちら
からログインすると、この広告を消すことができます。
黒いギターは夜更けに
マイページ
プロフィール
本棚
コメント返信
短詩
Twitter
旧詩
明日に届くような風を待っている。
静かな世界は僕の背中を押してくれはしないが、ただ昨日より優しい風が髪を揺らした。
「さあ歩き出せ、君。そして全てに臆す事なかれ。」
35回目の足音の先、僕は深く呼吸した。
彼女の声を思い出して、沢山の記憶を思い返す。
僕が僕である為に。
僕に対する矛盾を全て消し去る為に。
「己を信じよ、君。そして全てを忘れる事なかれ。」
強く吹いた風の龍に、今、誓いを立てる。
いつか来るその日まで、
僕が僕である為に。
96/186ページ
前へ
次へ
スキ
しおり
表紙
本棚
TOP
読者登録
このサイトの読者登録を行います。
読者登録すると、このユーザーの更新履歴に新しい投稿があったとき、登録したアドレスにメールで通知が送られます。
ログインして読者登録
非会員で読者登録