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旧詩


埒のあかない人間関係は、私の傍らを逃げ出す様に。

気だるい夜は私を支配した


街灯しかない小さな夜は、何も無い優しさで蛾の様に。

虚しいなんて既に忘れた


冷たく静かな私の声は、1つも溢れる事は無く。

愛していた何て嘘でしょう?


空が現れ、夜は途切れて、気だるい夜は私を放したらしい。

オレンジをおびた白い塊は、きっと夜より目に刺さる。

気だるい夜は私を捨てたみたいで、少し泣いてしまった。











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