旧詩
不採用
不採用者になった今日
多分明日は見えていない
ゴミ箱
私の血がティッシュに吸い込まれて
焼却が決定事項の深い闇
その中に消えてしまう癖に
本気と書いてマジと読む
どうやって読むんだよ
全く
鳥のように飛べたなら
多分私は飛ぶ事を恐れる
全てが恐い私だからか
約束の場所
そんな場所があれば良かったね
知ってる
私は何で
君は何で
君と僕でひとつ
そんな気がするんだ
夕日の射す教室
染みる明るさに、僕は目を閉じてしまったけれど
圏外
君と繋がる電波を探す
携帯の便利さに
時々泣いてしまう私と
ストレート・パーマ
羨ましい限りです
でも貴方は可愛いから
お題元→梅酒ジンジャー