このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

旧詩


貴方がまだ生きている限り
私はきっと死にたくない

歌を唄うのは闇の中
怖くて其処から動けない

優しい言葉なんてもう要らない
貴方の愛なんてもう嘘っぱち

空に手を伸ばしているんだ
届く日をただ夢見て

主人から逃げた飼い犬のように
自由を最後まで得られない

貴方がまだ生きている限り
私はきっと死にたくないのに

貴方が何処かへ消えるのなら
私はきっと逃げてしまう

主人から逃げた飼い犬のように
自由を最後まで得られないまま











76/186ページ
スキ