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旧詩


気付くといつも雨が降ってる
傘の中なのにきっと濡れてるよ
カバンと足と肩と心

肝心な事はいつも後回し
そのなかにみたものは
いつも壊れたあとの宝物

傷付ける気なんてないのに
いつだってなにかを落としてる
目がくらむような毎日の速さに追い付けず
きっとなにかを捨ててしまう

濡れた服はいつか乾くけど
私の心はいつも水が滴る程に
雨を被った飾り物

いつか落とした宝物全部
拾いに帰るまでは
大分時間がかかりそうだよ

まだまだ心は濡れたままで
進む私は雨を払った

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