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旧詩


波打ち際に立ち尽くして
何をそんなに急いているの?

愛が欲しいの?死が欲しいの?

月夜は今日も海に浮かんで
空に有ることを思い出す

遠すぎて届かないのなら
諦めよう
なんて言わずに泳いで?

愛が欲しいの?死が欲しいの?

夢にまでみた月夜の海に
貴方だけの月が昇った

愛と死が同じ海に浮かんで
貴方はきっと戻れない

波打ち際に立ち尽くして
私は砂を蹴り上げていた








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