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旧詩


僕の大切なモノが
いつか消えてしまうなら

それと一緒に消えてもいい


届いて欲しくてたまらないのに
届けば終わる感情なら

それと一緒に消えてもいい


ただ 君の居ない世界にも
居たく無い僕だから

君の居るこの世界で
君と違う方向を見て

夜が更けるのを
ずっと待っているのさ

僕の命が尽きて
君の命も尽きて

皮一つない魂になったら
君の所まで会いに行くから

それまで僕は

夜が更けるのを
ずっと待っているのさ


たとえ魂に会えなくても
君の魂が消えてしまうなら

それと一緒に消えてもいい


幸せなんて要らないから
君の笑い声が天まで響けば

それと一緒に消えてもいい







なんて
思えない僕を

君は許してくれるだろうか



許してくれなくても

愛しい君は今日も笑顔で
あると僕は願う


夜が更けるのを
ずっと待っているのは

君に伝えたい言葉を
胸に閉じ込めるために

水溜まりを作り続けているのを
君に気付かれない為だから



愛しい君は今日も笑顔で
あると僕は願い続けるのさ








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