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黒いギターは夜更けに
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タイトルを付けると
終りが見えなくなってしまう
それでも終わろうと
するものだから
嘘を並べてしまいそうになる
いつしか海を瞳に捕え
終り無き世界が有ることを
知りました
止まらず流れる水の中に
恋する私の目が話し出す
あわてて塞ぐ瞼も嘘吐き
こぼれる雨は頬を舐めた
止まらないのは時もそうで
私の声も過去に消えていきます
終わらない物語も綺麗であると
知ったのは夢の中の私でした
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