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旧詩


溶け出す君は

私に触れて涙を流した


私は苦しくなる一方で
想う君と手を繋いだ

未だ感覚が残る中

君は溶け 消えていった


幻の君は
4粒の涙を残して

私の前から 消えていった


未だ感覚が残る中

想う君の 手の代わりに
涙と手を合わせて

湿る手を感じていた



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