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旧詩


其処に行きたくなるのは
水平線が見たいから

陽が沈む所なんて
テレビでしか見た事無い

海が見える町に住みたかったな

それでもやっぱり
潮の香りと海の底は嫌いだよ


行く予定なんて無いけれど
夢見るだけなら綺麗なままで

潮の香りはしない
海の底も恐くない
綺麗な月が空に見える


世界は綺麗なままで良い


そう
つくづく思いながら


瞼を開き、月を眺める










星、宇宙、貴方の言葉を繋ぐ声
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