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黒いギターは夜更けに
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貴方宛ての手紙に火を付ける
私の持つ煙草に火を付ける
火は描いても無駄なのだ
二度と同じ姿をしてくれない無限の存在
消えた酸素
生まれた二酸化炭素
目に見えはしないけれど
届きそうだと思ってしまう
火は描いても無駄なのだ
其れはもう描いたとは言えず、夢で描いたものとなってしまうから
見つめていたくなるのは
無限を許された火と貴方を恨めしく
羨ましく思ってしまう
人間だからなのかもしれない
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