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旧詩


触れられないそこにある風

触れられないそこにある炎


私には関係を持たない


一度落ちてしまったらもう二度と地へは上がれない


それでもそこにいたいのです


そうすれば息が出来なく死んでしまうでしょう


それでも良いと思う事が出来たのは


幻のような美しい世界が水の中に在ることを知ってしまった私のせいだから

もう泣かないで下さい


私は魚になりたいのです


そして水になりたいのです


貴方の流す涙にさえも。
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