このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

旧詩


降り止まぬ雨に襲われて
私は何処かに流れていった

色んな物を落として行った

踏み潰す水溜まり

赤い色した私の眼が
光って見える

私の口元は笑いを含む

血を被ったような唇の朱
夢はこれじゃ語れないかな

余りに遠くを見る大人達
いつ転んだっておかしくない


空を見つめていたら
また雨が降ってきたの

私はまた流れていくの?
聞いてみるけど答えはないよ

未来を知るのは神様だけで
諦めた大人達の意味を知る

もう流れたままでいい
そう吐き出して雨と溶け出す

戻れなくても良いからさ

未来教えてよ

ねぇ神様




17/186ページ
スキ