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旧詩


眼鏡の君のフレーム向こう
奥で光る悲色の黒
涙なんて忘れたかのよう

移り行く時間
忘れ行く記憶

何に溺れそうになっているのか
それさえもうつろな明日

レンズ越しに見えるもの全て
意味を持たせる理由も儚く
君はもがいているのだろうか

ケータイが夜に光る
眼鏡に映る文字列に
君は気付いていないのでしょう

218個、眼鏡に映る文字



ケータイが夜に光る
私のケータイが煩く喋って
折り畳み式の携帯を開く





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