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旧詩


爪を切る夕焼け
これは誰の色でしょうか

雨臭い寒さに震える夜
いつも同じ言葉を繰り返して

奇跡を起こせる神様が
この世に居ると仮定しても
きっと世界は救えない
喉の奥にいる私の言葉は
誰の耳にも届かないでしょう

寂しい寂しい独りの夜
まだ誰かの手を待っている











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