旧詩
貴方に買われたあの日から
がらくた人形演じてるだけ
その気になれば歩き走れる
貴方が側に居るときは
抱き締められるだけで幸せなの
私は知らない時の流れに
貴方はいつしか命が尽きた
私はそんなの知らないままで
がらくた人形演じてるだけ
本当のことを知った時
その気になって動こうとする
なのに体は動かない
がらくた人形演じてるまま
誰かに体を掴まれて
貴方の姿に逢えました
貴方はずっと眠ってるだけ
私と同じがらくた人形
寂しい気持になったけれど
貴方と一緒なら何でも良いわ
私は知らない時の流れに
貴方は軋み崩れていく
寂しい気持になったけれど
貴方と一緒なら何でも良いわ
狭い箱の中私と貴方
がらくた人形演じてるだけ