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徒然


右手を伸ばして
空を見上げて
左手伸ばして
地面に触れる

届いてくれればそれでいい

夢を見させて
最後は瞼
朝が来るまで
君に歌おう

忘れてくれればそれでいい

明日を登る
静かな時間
漆黒の夜で
蝶々が泣いた

眼鏡が曇ればそれでいい


指でわっかを作った激情
離れる事を恐れはしない
淡白過ぎる色の空
夕方の空はとても似ている

小さい人間それは私
自分で理解し音が止む
何も知らない誰かでさえも

完膚無きまでに叩きのめす
神様の息吹を感じる一瞬


喉の渇きを潤すために
冷蔵庫の冷たさを感じるだけ

海も腐るような絶望の色
この世にあっても同じ事

海が腐るのは人間の肌
神様の息吹を感じる一瞬

涙が止めばそれでいい




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