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徒然


地獄の門の前にいる。

この世界で、一番優しい君が、遠くの僕を見ていた。

待つのに疲れた今日の昼を、どう済ますかを考えていた。


水の音で静かに、眠りはじめる君を、引き連れる事を考えて止める。


鬼の面、剥いだこの思いにさよなら。




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