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徒然


わななく僕はしらをきり
やきつく罪とまざりあう
はなやいだ声になきぬれて
ただよう秋にさきみだる

かがやく君はあざわらい
さいふが空でとりがなく

またたく瞳がいろあせて
つつまれた皮をはぎとってうつ


ひかりの園でもみえぬのは
かしげた月にもみえぬひと

つれだつ冬をすてるのならば
さえきった罰をひろっていよう

しょうじきに嘘がつけるころ
きらめく君とふゆのつき
わらうのは君 なきぬれたかお
わらうのは君 なきぬれたかお







なたさかあと読ませます(あかさたな逆読み)。
5段目の"あざわらい" から上段に向かって一段に2語ずつあかさたなはまや~と入ってます(特に意味はありません)。


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戦慄く僕は白を切り
焼き付く罪と混ざり合う
華やいだ声に泣き濡れて
漂う秋に咲き乱る

輝く君はあざ笑い
財布が空で鳥が鳴く

瞬く瞳が色褪せて
包まれた皮を剥ぎ取って(鬱)


光の園でも見えぬのは
傾げた月にも見えぬひと

連立つ冬を捨てるのならば
冴えきった罰を拾っていよう

正直に嘘が吐ける頃
煌めく君と冬の月
笑うのは君 泣き濡れた顔
笑うのは君 泣き濡れた顔



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