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伸びる一方の陰と
藍を強くする空の色
感情はもう存在しないみたいに
ただ夜を迎えている

翳りを強くする建物の間に
私が一人立っていて
感情はもう存在しないみたいに
ただ空を眺めている

旋回を続ける飛行機の様に
燃料が無くなるのを待っている

私はいつか墜落して
爆発するのだろうか?

地面についた両足は
墜落のしようが無いのを解っているのに?

旋回を続けるのは
いつまでも地面の上

外灯で出来た陰を見つめて
私は陸路を走り出した




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