詩
心臓が割れたらどうしよう
あふれるほど心が見えてしまったら
中身のない欠片が散らばってしまったら
いたいと眠れない
いたいときは悲しい
なんとしてもストレス性で
涙なんかもう出やしなくて
心筋症で死ねるなら
それは苦しく気分が良い
明日も夜は長居をするのに
次回を待つにはただの一日
悲しいもとを生み出して
混ぜてこねて食べるように
自給自足は二日で飽きるが
悪びれもせず三日目は笑う
悲しい痛みは心地よく
されど膿んだ心は乾く
病気にならないこの心が
砕けた時には夜更けも過ぎる
ふざけた名前の症候群など
朝ぶり返すし三日目は笑う
心臓くらい割れてしまえ
この痛みよりも永遠に