詩
軽んじることがいけないなら背徳者はすでに殺してもかまわないのだろうか。
その切っ先にひと粒も愛が募らないなら、切り口に注がれる痛みはなんという破滅だろうか。
愛とはなんですかと問う心にしかもう清純さはないのだろうか。
脳という世界に純粋なものはないと知っていて、それに悩む心が青春に見える。
悪意もなく。
幸せのまま朽ちたい。
そしてもう生きることが無いように。
嘘だと知っている悲しみをしりたい。
想像出来ることを実現可能に結び付ける論理へ向かう。
そしてその意志が生み出す証明のためにだれかは。
私も含めただれかは。