このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。


雪に埋もれている百鬼夜行を見つける
突然の明るさにうずまく狐火を取り押さえて消沈

ふと思うけれど記憶に無い
せめてあかぎれが早く治るようにと
赤い顔に微笑んだ昨晩の私は、いったい誰だ

夜毎の夢の煌びやかな事が穏和
季節の狂った紋白蝶がひらひらとひらひらと

伴うには灯が暗く だがどう見ても、私の家の軒に提灯小僧が座っている

赤い顔の


158/180ページ
スキ