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血であがなう道を恐れず
ためらわず
鈍感な神経で
汚れきった骨を踏み歩く

排他的である知性とはなにか
心の膿を捨てるたび
正しく生きることの難しさを知る

千本の針を浴びないために
素肌一枚の骨
引きつらせて微笑む


譲らない思いがある
それでもたやすく壊れるだろう
いくら唾を吐きかけて
いともたやすく砕けるだろう

歌っている
声の聞こえない心で

地面に埋めなければならない告白
他者を蔑むことしか出来ない廻廊

どれだけ身が溶け出そうと
靴を履いて忘れた地面に
骨に
なるまで挫けず


血であがなった道を歩き

ためらい
ためらい
鈍感な神経で

王様のように
己の王であるために



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