詩
暴徒が絵に書く自由
身動きもできないのに
彼らは空を飛んでいるのだ
しるべを繋ぎ両の手を合わせる
背中を伸ばしてささめく青に潜ろう
使徒が泣いた
その傍らで、彼らはいつでも
走ろうか 重い鎖を引き連れて
歌えるさ どんなに息ができなくとも
使徒が泣いた
その傍らでなくとも、いつでも
徒→いたずら
[意]したことに対して一向に利益・効果のないようす。
(むだの意の雅語的表現)
使徒→しと
[意]キリストが福音を伝えるために選んだ12人の弟子。
(社会救済などの尊い使命に身命をなげうって努力する人の意にも用いられる)