ファウンド・フッテージ
もし、誰かの記憶に残れるとして。どういった方法で残ろうか。
顔も名前も知らない、赤の他人か。それとも、家族や友人でもいい。
一度しか知り合わなかった、ぼんやり容姿が思い出せる人でも構わない。
望ましいのは、ほんの一回だけで、その人の頭の片隅に居座り続けること。
こう、「詳しくは覚えていないが、確かにそこにあった」みたいな感じ。
別に、それができたところで何かあるわけじゃない。
ただ、単純な話。興味があり、不可思議で怪奇的な世界の一部になりたいと思っただけ。
若いなりの好奇心にして、厭世の感情を消費する先が欲しい。
願望を叶える方法、なにか、いいもの。
……ああ、いいことを思いついた。
顔も名前も知らない、赤の他人か。それとも、家族や友人でもいい。
一度しか知り合わなかった、ぼんやり容姿が思い出せる人でも構わない。
望ましいのは、ほんの一回だけで、その人の頭の片隅に居座り続けること。
こう、「詳しくは覚えていないが、確かにそこにあった」みたいな感じ。
別に、それができたところで何かあるわけじゃない。
ただ、単純な話。興味があり、不可思議で怪奇的な世界の一部になりたいと思っただけ。
若いなりの好奇心にして、厭世の感情を消費する先が欲しい。
願望を叶える方法、なにか、いいもの。
……ああ、いいことを思いついた。