【DKBL】カップルごちゃまぜ超短編チャレンジ!
書記のユウは生徒会長イツキに怒られたい。
健気で可憐な(注意・イツキ視点)ユウは、そもそも怒られるような事はしない。
スパダリな(注意・ユウ視点)イツキはユウが何をしても(デレデレ)微笑む。
ケンカして仲直り。
そんなカタルシスを感じてみたい。
どうしたら、とユウは懸命に考えた。
考えて考えて……疲れてしまった。
「ユウ? 元気がないな」
生徒会長席からわざわざ立ち上がって、書類を作っているユウの顔色を気にして、イツキはそう声をかけた。
「ふえっ、いいえ、何でもないです!」
書類は全然進んでいない。
ユウは画面を見つめながら、どうしたらイツキとケンカ出来るか考えていたからだ。
「何か難しい所があるなら言ってごらん」
「会長……」
なんて優しい。スパダリ過ぎる。ユウは自分の願望を忘れてイツキにうっとりしてしまう。
「こおら、ユウ。二人っきりの時は、イツキだろう?」
「はい、イツキさん♡」
こんなにカッコよくてスパダリなイツキとケンカしたいなんて、気の迷いに違いない。
ユウはもう忘れようと思った。
「ふふふ、二人きりなのに遠い席にいてはいけないな」
「えっ……」
イツキはいそいそと移動して、ユウの隣、今は空いている会計の席に座る。
それからユウのパソコンを覗き込んだ。
「ん?」
「……あっ」
──会長がカッコ良すぎてズルい!
ユウは無意識にイツキへの不満(?)をパソコンに打ってしまっていた。
それを見たイツキが一言。
「ユウは、可愛すぎてズルい。な」
文句を言い合ったから、きっとこれはケンカ。
でもすぐにキスで解決。
秒で仲直りが完了してしまった……
健気で可憐な(注意・イツキ視点)ユウは、そもそも怒られるような事はしない。
スパダリな(注意・ユウ視点)イツキはユウが何をしても(デレデレ)微笑む。
ケンカして仲直り。
そんなカタルシスを感じてみたい。
どうしたら、とユウは懸命に考えた。
考えて考えて……疲れてしまった。
「ユウ? 元気がないな」
生徒会長席からわざわざ立ち上がって、書類を作っているユウの顔色を気にして、イツキはそう声をかけた。
「ふえっ、いいえ、何でもないです!」
書類は全然進んでいない。
ユウは画面を見つめながら、どうしたらイツキとケンカ出来るか考えていたからだ。
「何か難しい所があるなら言ってごらん」
「会長……」
なんて優しい。スパダリ過ぎる。ユウは自分の願望を忘れてイツキにうっとりしてしまう。
「こおら、ユウ。二人っきりの時は、イツキだろう?」
「はい、イツキさん♡」
こんなにカッコよくてスパダリなイツキとケンカしたいなんて、気の迷いに違いない。
ユウはもう忘れようと思った。
「ふふふ、二人きりなのに遠い席にいてはいけないな」
「えっ……」
イツキはいそいそと移動して、ユウの隣、今は空いている会計の席に座る。
それからユウのパソコンを覗き込んだ。
「ん?」
「……あっ」
──会長がカッコ良すぎてズルい!
ユウは無意識にイツキへの不満(?)をパソコンに打ってしまっていた。
それを見たイツキが一言。
「ユウは、可愛すぎてズルい。な」
文句を言い合ったから、きっとこれはケンカ。
でもすぐにキスで解決。
秒で仲直りが完了してしまった……