鬼舞辻妹の番外編
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ある噂が私の元に届いた。鬼舞辻の娘の噂だ。気になった私は彼女を一目見ようと鬼舞辻家に向かい垣根から彼女を盗み見た。あれが一目惚れというものだろう彼女が欲しくてたまらなかった。私は歌を送ったが返歌はなかった。あゝ振られたのかと思ったが諦められなかった。
だから医師という職を使い病弱な兄の医師になろうとした。だが貴族それも鬼舞辻の医師にはなることは叶わなかった。その時鬼舞辻の親戚である産屋敷から提案があり私は鬼舞辻無惨殿の主治医となった。
産屋敷は病弱な鬼舞辻の嫡男をこのまま衰弱死に見せかけて殺せとの指令を受けた。私はあの人だけ手に入ればそれで良かった。鬼舞辻夢月殿。無惨殿ににた容姿のため醜女と呼ばれるが私には美しく見えた。
白く美しい肌、目鼻たちがはっきりしているがそれが麗しいと思う。私の美的感覚は夢月殿を観たその瞬間から狂ってしまったのだろう。
無惨殿の主治医になって数日夢月殿にお会いした。御簾越しではなく直接お会いできた。
話は無惨殿のことだったがそれでも私は嬉しかった。
身分の差はあるが医師と陰陽師として宮仕えをしているため鬼舞辻殿も許していただけるだろうか。そう思っていたが私のことを良くは思っていなかった。鬼舞辻殿は自身の部下である中納言に話を通していた。私などではやはり手が出せない高嶺の花なのか。それでも私は彼女を夢月殿を妻に娶りたい。
そんな中で夢月殿に夜部屋に呼ばれた。無惨殿の話を聞くだけだったがそれでも夜を共にした事に変わりはない。後2回で私の妻にできる。だが彼女はこれを逢瀬とは思ってもいないだろう。
しかしこれも鬼舞辻殿からの邪魔が入る。中納言が夢月殿の部屋に通されたようだ。
なんてことだ。なんてことだ。私の夢月だ。私の私の私の私の私の
そして3回目の夜。私は夢月にある薬を飲ませた。一か八かの賭けであったが夢月は適合した。あゝ良かったこれでずっと夢月といれる。永遠に
そうなるとやはり無惨殿が邪魔だ。夢月殿が大切になさっているから殺さないで病弱のままいてもらおうかと思ったが死んで貰おう。病弱な無惨殿がこの薬を飲めば体が耐えきれず死ぬだろう。これで産屋敷との約束も守れる。それ以降も夜彼女の部屋に行った。しかし鬼舞辻に私は認められないようだ。もういっそ彼女を暴いてしまおうかそう思っていたが私は何故ここにいる。あゝそうだ無惨殿に頭をかち割られたのだ。無惨殿が適合するとは予想外だった。あゝ恨めしい。
私が鬼舞辻の屋敷に戻った時すでに数日が経っていた。夜になりこそっり屋敷に侵入し様子を伺った。そこには無惨殿と夢月殿がいた。それ以外の存在は確認できなかった。無惨殿は口の周りを赤く染め正気ではないようだった。無惨殿は血肉を好む化け物になっていた。夢月殿は何を思ったのかそんな無惨殿を迎え入れ大人しく首から肩にかけ食われていた。その口からなんとも言えない抑えた声が聞こえ事情を思わせるように艶かしかった。私のところから夢月殿の顔がよく見える。苦痛に歪みながらも愛おしそうに無惨殿をみるその眼差しに嫉妬した。あゝそこは私の場所だ。夢月殿、夢月殿、夢月殿。私に貴女を食べさせてください。そして貴女も私を食べてください。だが無惨、貴様は許さない。私の夢月を汚したお前は許さない。
それからの記憶がなく。気がついたら私は産屋敷に捕えられていた。
あれからどれだけの時が経ったのだろうか。もう時間の感覚はない。産屋敷に監禁され、尋問を受け、死なない私。産屋敷の人間に血をとられ。それを飲み干す狂人どもが鬼となる。
「お前はよくやってくれた。鬼舞辻の名を地に落としてくれた。おかげで産屋敷が鬼舞辻の地位まで上がることができた。あゝ本当によくやってくれた。それにこの力。なんと素晴らしい」
私は産屋敷に搾取され続けた。ただ、私から作った鬼は私の死とともに全て消える。あの鬼どもが夢月に害を与えたのなら私は奴らを許さないであろう。奴らは知らない私の血で鬼となった者は私の支配下にあるということを。ただ、残念なのは産屋敷当主は私の血を飲んでいないということだ。飲んでいたなら一族諸共滅ぼせるのだが。あゝ口おしや
産屋敷は鬼の軍を作ろうとしている。私の血を使い鬼を増やし続けている。
そして人々を襲い『鬼舞辻無惨』と残し去っていく。
あゝ私がした事はなんだったのか。産屋敷のためではない。
永遠に夢月を私の妻にするために私は鬼になり、夢月も鬼にしたというのに夢月はどこにいるんだ。探さなければ私の夢月を。
あゝ見つけた私の夢月。こんなに近くにいてくれたんだね。夢月も私を思っていてくれたんだね。それにしても変わらず美しい。私だけの夢月。早く会いたいが私は動けぬ。ならば夢月に会うためだけに従順に産屋敷に従おう。大人しく産屋敷が隙を見せるように。そして彼女を産屋敷に招き入れる。もうすぐ会える私の、私だけの夢月。
あゝこれが幸せか。夢月と一つになれた。
鬼は鬼では殺せない。太陽でなければ殺せないはずなのだ。
それなのに夢月は鬼を殺せるように進化していた。
初めて見る顔だ。そんな顔も美しい。あゝなんて素敵なんだ。
早くその身体の中に私を入れておくれ。永遠に夢月と一緒だ。
ただ残念なのは「約束の青い彼岸花を貴女と観に行きたかった」
だから医師という職を使い病弱な兄の医師になろうとした。だが貴族それも鬼舞辻の医師にはなることは叶わなかった。その時鬼舞辻の親戚である産屋敷から提案があり私は鬼舞辻無惨殿の主治医となった。
産屋敷は病弱な鬼舞辻の嫡男をこのまま衰弱死に見せかけて殺せとの指令を受けた。私はあの人だけ手に入ればそれで良かった。鬼舞辻夢月殿。無惨殿ににた容姿のため醜女と呼ばれるが私には美しく見えた。
白く美しい肌、目鼻たちがはっきりしているがそれが麗しいと思う。私の美的感覚は夢月殿を観たその瞬間から狂ってしまったのだろう。
無惨殿の主治医になって数日夢月殿にお会いした。御簾越しではなく直接お会いできた。
話は無惨殿のことだったがそれでも私は嬉しかった。
身分の差はあるが医師と陰陽師として宮仕えをしているため鬼舞辻殿も許していただけるだろうか。そう思っていたが私のことを良くは思っていなかった。鬼舞辻殿は自身の部下である中納言に話を通していた。私などではやはり手が出せない高嶺の花なのか。それでも私は彼女を夢月殿を妻に娶りたい。
そんな中で夢月殿に夜部屋に呼ばれた。無惨殿の話を聞くだけだったがそれでも夜を共にした事に変わりはない。後2回で私の妻にできる。だが彼女はこれを逢瀬とは思ってもいないだろう。
しかしこれも鬼舞辻殿からの邪魔が入る。中納言が夢月殿の部屋に通されたようだ。
なんてことだ。なんてことだ。私の夢月だ。私の私の私の私の私の
そして3回目の夜。私は夢月にある薬を飲ませた。一か八かの賭けであったが夢月は適合した。あゝ良かったこれでずっと夢月といれる。永遠に
そうなるとやはり無惨殿が邪魔だ。夢月殿が大切になさっているから殺さないで病弱のままいてもらおうかと思ったが死んで貰おう。病弱な無惨殿がこの薬を飲めば体が耐えきれず死ぬだろう。これで産屋敷との約束も守れる。それ以降も夜彼女の部屋に行った。しかし鬼舞辻に私は認められないようだ。もういっそ彼女を暴いてしまおうかそう思っていたが私は何故ここにいる。あゝそうだ無惨殿に頭をかち割られたのだ。無惨殿が適合するとは予想外だった。あゝ恨めしい。
私が鬼舞辻の屋敷に戻った時すでに数日が経っていた。夜になりこそっり屋敷に侵入し様子を伺った。そこには無惨殿と夢月殿がいた。それ以外の存在は確認できなかった。無惨殿は口の周りを赤く染め正気ではないようだった。無惨殿は血肉を好む化け物になっていた。夢月殿は何を思ったのかそんな無惨殿を迎え入れ大人しく首から肩にかけ食われていた。その口からなんとも言えない抑えた声が聞こえ事情を思わせるように艶かしかった。私のところから夢月殿の顔がよく見える。苦痛に歪みながらも愛おしそうに無惨殿をみるその眼差しに嫉妬した。あゝそこは私の場所だ。夢月殿、夢月殿、夢月殿。私に貴女を食べさせてください。そして貴女も私を食べてください。だが無惨、貴様は許さない。私の夢月を汚したお前は許さない。
それからの記憶がなく。気がついたら私は産屋敷に捕えられていた。
あれからどれだけの時が経ったのだろうか。もう時間の感覚はない。産屋敷に監禁され、尋問を受け、死なない私。産屋敷の人間に血をとられ。それを飲み干す狂人どもが鬼となる。
「お前はよくやってくれた。鬼舞辻の名を地に落としてくれた。おかげで産屋敷が鬼舞辻の地位まで上がることができた。あゝ本当によくやってくれた。それにこの力。なんと素晴らしい」
私は産屋敷に搾取され続けた。ただ、私から作った鬼は私の死とともに全て消える。あの鬼どもが夢月に害を与えたのなら私は奴らを許さないであろう。奴らは知らない私の血で鬼となった者は私の支配下にあるということを。ただ、残念なのは産屋敷当主は私の血を飲んでいないということだ。飲んでいたなら一族諸共滅ぼせるのだが。あゝ口おしや
産屋敷は鬼の軍を作ろうとしている。私の血を使い鬼を増やし続けている。
そして人々を襲い『鬼舞辻無惨』と残し去っていく。
あゝ私がした事はなんだったのか。産屋敷のためではない。
永遠に夢月を私の妻にするために私は鬼になり、夢月も鬼にしたというのに夢月はどこにいるんだ。探さなければ私の夢月を。
あゝ見つけた私の夢月。こんなに近くにいてくれたんだね。夢月も私を思っていてくれたんだね。それにしても変わらず美しい。私だけの夢月。早く会いたいが私は動けぬ。ならば夢月に会うためだけに従順に産屋敷に従おう。大人しく産屋敷が隙を見せるように。そして彼女を産屋敷に招き入れる。もうすぐ会える私の、私だけの夢月。
あゝこれが幸せか。夢月と一つになれた。
鬼は鬼では殺せない。太陽でなければ殺せないはずなのだ。
それなのに夢月は鬼を殺せるように進化していた。
初めて見る顔だ。そんな顔も美しい。あゝなんて素敵なんだ。
早くその身体の中に私を入れておくれ。永遠に夢月と一緒だ。
ただ残念なのは「約束の青い彼岸花を貴女と観に行きたかった」
