鬼舞辻妹の番外編
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深い森の中、沈黙が続く。先に破ったのは驚愕し、言葉が出ずにいた猗窩座だった。
「夢幻お前は鬼なのか」
「そうだね。せっかく誘ってくれたけど。元々鬼だから鬼になれない」
「そうか。この心臓、赤い石は」
「猗窩座。これを無惨に渡してもらいたい。多少は青い彼岸花の代わりになる」
「青い、わかった預かる」
「あと、すまないが無惨に庭園に招待すると伝えてくれ。猗窩座引き止めて悪かった。また会おう」そう言って夢幻は俺に背を向け去って行こうとする。『月君を引き留めよ猗窩座』言われた通り夢幻を引き留める。彼の手首を掴んで
「どうした猗窩座、いや無惨。しょうがないな。明日の夜、庭園に招待する。そこで話そう。猗窩座申し訳ないがその心臓を明日まで持っていて欲しい」
「分かった。だが、そのままでいいのか、これは」
「確かにそうだな。ちょっとまってくれ。」
夢幻はそう言って俺から背を背け、無惨様と会話をしているようだった。
『兄様、猗窩座に入れるけどいいよね』
『かまわんが。どうなる?猗窩座に動くなと命令しておく。好きにしろ』
『太陽に耐性を持つようになるかな・・・』
『なんだと!それは・・・』
『色々と問題もある。私以外が扱えないし色々条件がある。だから明日』
『ああ、無論だ。明日の夜だな』
少しの沈黙の後夢幻は俺に向き直った。無惨様との会話が終わったようだ。
「猗窩座、すまない。少し君の血を分けてくれないか」
「ああ、分かった」
何も考えず俺は自身の手を傷をつけ血を用意した。鬼ともなると傷がつくのにも躊躇はない。
「血鬼術・血ノ理『血ノ定理』なるほど。ありがとう猗窩座。そしてすまない。嫌悪するかもしれないが我慢してくれ」
「構わん。俺は何をすればいい。無惨様のご命令だ」
「まずは私がいいと言うまで私の血を飲んでくれ」
「は?血」
「無惨の血と同じようなものだ」
「は?無惨様の血と同じ?そんな訳ある訳ないだろう」
「・・・まぁ。飲んで」
「・・・どこからだ」
「どこでもいいが、生き血を直接飲んでもらいたい」
「・・・はぁ、失礼する」
そう言って俺は夢幻の襟元をはだけさせ動脈がある首から血を飲むことにした。
俺の牙が夢幻の首に刺さり血を啜り上げる。鬼であるはずの夢幻の血は極上だった。
俺は我を忘れる程に夢中に啜った。最後の一滴まで残さず啜る勢いで。
体がこの血を欲するのが分かる。そして作り変わっているのが・・・
無惨様の血と同じとはこういう事か・・・俺は今変わろうと、進化しようとしているようだ。
それにしても本当にこの血は極上だ。いつまでも飲んでいたいと思ってしまう。
彼の肉はどうだろうか?この血だ。さぞ肉も美味いのだろうな。
「もう十分だ。猗窩座」
「そうか」
「この量飲まないと上弦の参に馴染まないのか・・・人間なら死んでいるな。それで猗窩座体に変化はあるか」
変化か。色々ありすぎて分からないほどに多くの変化があった。中でも一番今感じているのは体が軽いことだ。
「体が軽いな。太陽が昇っているのに。それに血が波打っている感じがするな」
陽が昇っているそれだけで鬼にとっては最悪なことで気分が悪いはずなのに今はそれを感じない。
今なら太陽に当たることができるのではないかと思うぐらい体が軽かった。
「そうかなら成功だな。次に移るがいいか?」
「ああ」
「少し辛いと思うが我慢してくれ」
そう言って夢幻は俺の胸に指を突き立て心臓を抜き取り、夢幻の心臓赤石を俺のがあった所にしまいはじめた。鬼であるために麻酔はない。激しい痛み、苦痛が襲ってきた。「っぐ」鬼であっても痛みはある。
ただ待った。夢幻のやることが全て終わるまで。苦痛に耐えながら。
「これでいい。さて猗窩座太陽の元に、そこの木漏れ日でいい手を出して光に当ててみてくれ」
「何を言っている!!」
「問題ないはずだ。私の血と心臓赤石が太陽から君を護る」
「・・・」
「陽に焼かれ、崩れ落ちることはない・・・はずだ」
「はずだか。腕一本だけだ」
「ああ、頼む」
鬼にとって太陽は自信を滅ぼすことのできる兵器だ。
傷が再生すると言っても太陽により傷つけられたモノは治りが遅い。
日輪刀で傷つけられたとしても一瞬で治るというのにだ。
太陽だとそうはいかない。治らないのだ。
人と同じようにゆっくりと治っていく。
その間安静にしていなければ傷が残るほどに・・・
故に俺は躊躇したが命令には逆らえない。
俺は覚悟を決め太陽の光に腕を当てた。
結果は驚くもであった。俺には信じられない光景が広がっていた。
俺は夢を見ているのだろうか・・・太陽の元にある俺の腕はそのままの形で俺の腕にあった。
崩れ落ちると思っていた腕がそのままそこにあった。
「うん、成功だね」
「すごいな」
「日光浴しても問題ない。陽の光の元普通に動けるようになっている」
「明日、これを無惨様に・・・?」
「ああ、そうだ。無惨の長年の夢が叶う」
「青い彼岸花は必要ない」
「いや、それは必要だ。現状太陽の耐性は私の血により上がっている。私の血を飲むことでだ。定期的に摂取しないと駄目だな」
「どれくらいだ?」
「今のところ三から四ヶ月に一回だな」
「なるほど」
「明日詳しく無惨に話す。猗窩座君も招待する。目の前に庭門が現れたら中に入って来てくれ」
「無惨様と共にいた方がいいか?」
「いや、大丈夫だ。猗窩座の位置なら分かるし、無惨の位置も分かるから」
「そうなのか・・・それより夢幻その力があるなら。上弦になれるだろう。何故ならない?」
「上弦は、十二鬼月は無惨の鬼だろう。私は無惨の鬼ではないからな」
「無惨様の鬼ではない?どういうことだ」
「裏切り者ではないよ」
「それは分かっている。無惨様が嬉しそうにしているからな」
「そっか。無惨は私に甘いからな」
「相談役!!どちらにいらっしゃいますか!ご無事ですか」
「話は一度ここで終わりだ。すまないが猗窩座。私に傷を付けてくれないか?」
「構わないが・・・」
「では頼む」
「肩に・・・」
「ああ・・・っつ・・・では明日」
そう言って夢幻は俺の元から去って鬼狩りの元に行ってしまった。
俺は無惨様に報告をするため走った。太陽の元に出て走った。
いつもなら夜の間いしか動けないが今日は陽の光の中を。昼に無惨様の元に到着し報告をする。
無惨様は俺の体の変化に興味津々のようだ。
「それにしても猗窩座お前いつから女を食うようになった」
「っ、なんのことでしょうか?」
「お前は月君の血を啜っただろう。血は食ったことにならなか?それとも鬼だからか?」
「夢幻は男では」
「・・・ああなるほど。猗窩座、月君は女だ。肉体を変化させ男になっている」
「・・・」
「猗窩座。月君の血は美味かったか?うまいだろうな。私もあれの血を飲んだ事があるから分かる。どんな人より、稀血より美味だろう。お前だから許す。月君の血を啜ったことを」
「・・・」
「動揺しているのか猗窩座」
「無惨様私は・・・」
「あれは月君も同意、いや強要したことだ」
「そうだとしても・・・私は」
「なら、猗窩座責任でもとるか?」
「責任・・・」
「明日の夜までに結論を出せ」
「・・・」
「ああ、月君の名は夢月だ」
「夢月・・・」
「夢幻お前は鬼なのか」
「そうだね。せっかく誘ってくれたけど。元々鬼だから鬼になれない」
「そうか。この心臓、赤い石は」
「猗窩座。これを無惨に渡してもらいたい。多少は青い彼岸花の代わりになる」
「青い、わかった預かる」
「あと、すまないが無惨に庭園に招待すると伝えてくれ。猗窩座引き止めて悪かった。また会おう」そう言って夢幻は俺に背を向け去って行こうとする。『月君を引き留めよ猗窩座』言われた通り夢幻を引き留める。彼の手首を掴んで
「どうした猗窩座、いや無惨。しょうがないな。明日の夜、庭園に招待する。そこで話そう。猗窩座申し訳ないがその心臓を明日まで持っていて欲しい」
「分かった。だが、そのままでいいのか、これは」
「確かにそうだな。ちょっとまってくれ。」
夢幻はそう言って俺から背を背け、無惨様と会話をしているようだった。
『兄様、猗窩座に入れるけどいいよね』
『かまわんが。どうなる?猗窩座に動くなと命令しておく。好きにしろ』
『太陽に耐性を持つようになるかな・・・』
『なんだと!それは・・・』
『色々と問題もある。私以外が扱えないし色々条件がある。だから明日』
『ああ、無論だ。明日の夜だな』
少しの沈黙の後夢幻は俺に向き直った。無惨様との会話が終わったようだ。
「猗窩座、すまない。少し君の血を分けてくれないか」
「ああ、分かった」
何も考えず俺は自身の手を傷をつけ血を用意した。鬼ともなると傷がつくのにも躊躇はない。
「血鬼術・血ノ理『血ノ定理』なるほど。ありがとう猗窩座。そしてすまない。嫌悪するかもしれないが我慢してくれ」
「構わん。俺は何をすればいい。無惨様のご命令だ」
「まずは私がいいと言うまで私の血を飲んでくれ」
「は?血」
「無惨の血と同じようなものだ」
「は?無惨様の血と同じ?そんな訳ある訳ないだろう」
「・・・まぁ。飲んで」
「・・・どこからだ」
「どこでもいいが、生き血を直接飲んでもらいたい」
「・・・はぁ、失礼する」
そう言って俺は夢幻の襟元をはだけさせ動脈がある首から血を飲むことにした。
俺の牙が夢幻の首に刺さり血を啜り上げる。鬼であるはずの夢幻の血は極上だった。
俺は我を忘れる程に夢中に啜った。最後の一滴まで残さず啜る勢いで。
体がこの血を欲するのが分かる。そして作り変わっているのが・・・
無惨様の血と同じとはこういう事か・・・俺は今変わろうと、進化しようとしているようだ。
それにしても本当にこの血は極上だ。いつまでも飲んでいたいと思ってしまう。
彼の肉はどうだろうか?この血だ。さぞ肉も美味いのだろうな。
「もう十分だ。猗窩座」
「そうか」
「この量飲まないと上弦の参に馴染まないのか・・・人間なら死んでいるな。それで猗窩座体に変化はあるか」
変化か。色々ありすぎて分からないほどに多くの変化があった。中でも一番今感じているのは体が軽いことだ。
「体が軽いな。太陽が昇っているのに。それに血が波打っている感じがするな」
陽が昇っているそれだけで鬼にとっては最悪なことで気分が悪いはずなのに今はそれを感じない。
今なら太陽に当たることができるのではないかと思うぐらい体が軽かった。
「そうかなら成功だな。次に移るがいいか?」
「ああ」
「少し辛いと思うが我慢してくれ」
そう言って夢幻は俺の胸に指を突き立て心臓を抜き取り、夢幻の心臓赤石を俺のがあった所にしまいはじめた。鬼であるために麻酔はない。激しい痛み、苦痛が襲ってきた。「っぐ」鬼であっても痛みはある。
ただ待った。夢幻のやることが全て終わるまで。苦痛に耐えながら。
「これでいい。さて猗窩座太陽の元に、そこの木漏れ日でいい手を出して光に当ててみてくれ」
「何を言っている!!」
「問題ないはずだ。私の血と心臓赤石が太陽から君を護る」
「・・・」
「陽に焼かれ、崩れ落ちることはない・・・はずだ」
「はずだか。腕一本だけだ」
「ああ、頼む」
鬼にとって太陽は自信を滅ぼすことのできる兵器だ。
傷が再生すると言っても太陽により傷つけられたモノは治りが遅い。
日輪刀で傷つけられたとしても一瞬で治るというのにだ。
太陽だとそうはいかない。治らないのだ。
人と同じようにゆっくりと治っていく。
その間安静にしていなければ傷が残るほどに・・・
故に俺は躊躇したが命令には逆らえない。
俺は覚悟を決め太陽の光に腕を当てた。
結果は驚くもであった。俺には信じられない光景が広がっていた。
俺は夢を見ているのだろうか・・・太陽の元にある俺の腕はそのままの形で俺の腕にあった。
崩れ落ちると思っていた腕がそのままそこにあった。
「うん、成功だね」
「すごいな」
「日光浴しても問題ない。陽の光の元普通に動けるようになっている」
「明日、これを無惨様に・・・?」
「ああ、そうだ。無惨の長年の夢が叶う」
「青い彼岸花は必要ない」
「いや、それは必要だ。現状太陽の耐性は私の血により上がっている。私の血を飲むことでだ。定期的に摂取しないと駄目だな」
「どれくらいだ?」
「今のところ三から四ヶ月に一回だな」
「なるほど」
「明日詳しく無惨に話す。猗窩座君も招待する。目の前に庭門が現れたら中に入って来てくれ」
「無惨様と共にいた方がいいか?」
「いや、大丈夫だ。猗窩座の位置なら分かるし、無惨の位置も分かるから」
「そうなのか・・・それより夢幻その力があるなら。上弦になれるだろう。何故ならない?」
「上弦は、十二鬼月は無惨の鬼だろう。私は無惨の鬼ではないからな」
「無惨様の鬼ではない?どういうことだ」
「裏切り者ではないよ」
「それは分かっている。無惨様が嬉しそうにしているからな」
「そっか。無惨は私に甘いからな」
「相談役!!どちらにいらっしゃいますか!ご無事ですか」
「話は一度ここで終わりだ。すまないが猗窩座。私に傷を付けてくれないか?」
「構わないが・・・」
「では頼む」
「肩に・・・」
「ああ・・・っつ・・・では明日」
そう言って夢幻は俺の元から去って鬼狩りの元に行ってしまった。
俺は無惨様に報告をするため走った。太陽の元に出て走った。
いつもなら夜の間いしか動けないが今日は陽の光の中を。昼に無惨様の元に到着し報告をする。
無惨様は俺の体の変化に興味津々のようだ。
「それにしても猗窩座お前いつから女を食うようになった」
「っ、なんのことでしょうか?」
「お前は月君の血を啜っただろう。血は食ったことにならなか?それとも鬼だからか?」
「夢幻は男では」
「・・・ああなるほど。猗窩座、月君は女だ。肉体を変化させ男になっている」
「・・・」
「猗窩座。月君の血は美味かったか?うまいだろうな。私もあれの血を飲んだ事があるから分かる。どんな人より、稀血より美味だろう。お前だから許す。月君の血を啜ったことを」
「・・・」
「動揺しているのか猗窩座」
「無惨様私は・・・」
「あれは月君も同意、いや強要したことだ」
「そうだとしても・・・私は」
「なら、猗窩座責任でもとるか?」
「責任・・・」
「明日の夜までに結論を出せ」
「・・・」
「ああ、月君の名は夢月だ」
「夢月・・・」
