鬼舞辻妹の番外編
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1888年
初めて彼女を見た時は美しい人だと思ったのは嘘じゃない。出会いが出会いだった。それに彼女はジョースターさんの敵である男に付き添っていたからだ。だからこそ俺は彼女を厳しい目で見ていた。そしてその日ディオとの戦いでジョースター邸は焼け落ちた。ジョースターさんが彼女を俺と一緒に逃がしてくれたので助かった。ジョースターさんが心配し、助け、信用している人だ。きっとジョースターさんと同じでいい人なのだろう。それにこの人からはディオに感じた嫌な感じはしない。ただ、何か違和感がある。この違和感はなんだ。
一夜明け。ジョースターさんは目覚めない。彼女は心配そうにジョースターさんを見ている。こんなに優しい人がなぜディオと一緒にいたのか疑問だ。その答えは目覚めたジョースターさんが持っていたが未だ目覚めないため俺が知るよしもなかった。それ故、俺は彼女を監視していた。ジョースターさんに何かするんではないかと。だがそれは俺の思い違いだった。三日目の夜ジョースターさんが目覚めた。俺の横に彼女はいた。目覚めた事を心の底から喜んでいるその姿に俺は惚れた。嬉し涙を流し「よかった。本当によかった」と泣く彼女は今まで見たどの女性より美しかった。「人の出会いってのは運命で決められているのかもしれねえな」とジョースターさんたちに向かって言ったが俺にも当てはまってくれるとありがたい。朝、ジョースターさんに面会に行った俺は彼女のことを聞いた。彼女はジョースター卿に雇われディオ専属のメイドに任命されたそうだ。そこには仕事以外ないはずだよとジョースターさんが言っていた。それにどちらかと言えばディオより僕の方が仲がよかったと言っていた。「もし君が彼女をというなら僕は喜んで仲を取り持つよ」と応援してくれる。俺はそこまで分かり易かっただろうか・・・
だが、そんなことを言っている暇は無くなった。ディオが生きているという事がわかったからだ。それからツェペリのオッサンに指導されるジョースターさんを彼女と影ながら見守る。彼女は波紋法に興味があるようだ。そんな好奇心旺盛なところも可愛く見えてしまう。そんな彼女を見ていたら彼女と目が合った。にやけそうになる口元を必死に抑えた。それが監視しているように見えていたとは思ってもいなかった。
夜散策をしていたら彼女を見かけた。どこにいくのかと後を追いかけ、そこは昼間ジョースターさんが訓練をしていた小さな川だった。その橋の上で空を見ているようだった。俺は近づき彼女の横に立ち声を変える。
「こんな時間に女性の独り歩きは危険だ。何かあってからじゃ遅いだろうが」そう心配の声が出ていた。彼女は俺を見ながら驚いたように目をパチパチと何回か瞬きをして呆気に取られたような顔をしてから笑った。
「そんな事初めて言われました。スピードワゴンさんは優しいですね」
「今まではどうしていたんだ」
「今までは屋敷の庭を散歩していました。それに屋敷を出たとしても誰も気づかなかったので気にしたことありませんでしたね」という彼女に俺はため息を吐きたくなった。こんなに美しい彼女が無防備に夜外に出て何もなかったこと、何も対策していない事に驚愕した。
「本当に何かあってからじゃ遅いんだ。夜外に出るなら俺を呼べ。付き合うから」彼女の目をしっかり見ながらそう彼女に懇願した、心配で心配でしょうがなかった。
「そうしたいのは山々だけど。もうじきお別れでしょ。スピードワゴンさんに悪いですし。でもありがとうございます」そう言って空を見上げてしまった。美しく輝く星をただただ眺めている彼女は本当に美しかった。だがそれより聞き捨てならない事を言われた気がする。もうじきお別れ?何故?と考え。俺ははっとした。当たり前に彼女が側にいるものと、着いてくるものだと思っていた。そんなことある訳ないのに。これは危険な、もしかしたら死ぬかもしれない生きて帰ってくる保証もない戦いだ。そんなところに彼女を連れて行くわけには行かない。ジョースターさんが連れて行くと言っても俺が止める絶対にだ。だって彼女に危険な目にあって欲しくない。惚れた男の我儘だ。未だにディオの情報は手に入っていないが手に入ればすぐにここを立つだろう。そうか彼女と別れるのか。
「どうしました?何か寂しそうな顔をしてますが」
「いや、君とここで別れるのは寂しいなと思ってな」またパチパチと瞬きをして不思議そうに俺の顔を見る彼女は何を思ったのか。一人納得したように頷いていた
「一人納得したようだが何を納得したんだ」
「え?ああ、スピードワゴンさんは人が出来た人だなと。嫌いな人にも心配だと声をかけ。別れることが寂しいなんて社交辞令を言ってくれるなんてと「はぁ?!」」「俺がいつあんたを嫌いだと言った」「え?」「言ってないよな」「そう言われればそうですね」そう言われて俺はため息をついてしまった。ジョースターさんにバレるほど俺の気持ちは筒抜けだと思っていたがそうではないらしい。
「なんでそう思った?俺があんたを嫌いだって」
「嫌いというか警戒?ずっと怖い顔で見てくるから監視されているのかと」
「はあぁぁ、なるほどそれでか。いいか今、俺はあんたを警戒もしてないし監視もしてない。そりゃ最初は警戒してたし監視もしてたがジョースターさんが目覚めてからはしてない。それに嫌いでもない」
「そうなんだ」
「すまない。監視されていると思っていたなら俺と一緒にいるのは嫌だったんじゃないか」
「いや、それは気にしていない。ディオのメイドってだけで警戒さえるのは分かるから。でもそれなら何故?」
「ニヤケそうになるのを必死で抑えていたからな」と小声でいうが彼女には聞こえなかったようだ。
「え?何。なんて言ったの」
「なんでもねえ。でも、俺はあんたを嫌ってない。どちらかといえば好ましく思っている」
「そっか。今みたいな顔してくれていたら勘違いしなかったのに」
「・・・俺は今どんな顔をしている」と言いながら口元に手を持っていき顔の下半分を隠す
「さーて、どんな顔だろうね」少し意地悪く言う彼女が可愛くてしょうがなかった。これを手放したくないと考えてしまう。どうしたら彼女は俺のになるだろうか。無理やりはダメだ。彼女にも同じものを返してもらいたいとそう思う。
次の日、あの野郎の情報を手に入れた。それを急いでジョースターさんに伝えに向かった。
彼女も側にいて、話を聞いていた。ふと彼女を見ると寂しそうにしていた。どうしたと駆け寄りたかったがそれはできなかった。急いで出発の準備をしなくてはならなかったから。ジョースターさんと俺はホテルを引き払い荷物を持ち馬車に乗り込んだ。昨日の会話が最後の言葉になるとは思いもよらなかった。出る前に話をすれば良かった。後に後悔した。戻った時には彼女がいなかったからだ。ちゃんと彼女に伝えれば良かった。待っていて欲しいと。そうすれば変わっていたかもしれない。
あれから変わらず彼女を思っている。どうしても他の女性に目が行かないんだ。あの時俺は彼女だけが欲しいと願ったんだ。今はアメリカでSPW財団を設立し忙しい日々を送っている。あの日から約20年彼女を忘れた日などない。彼女は今どこで何をしているのだろうか。そんなことを考えていたら一通の手紙が俺宛に財団に届いた。普通なら財団に届いた誰からかよくわからない手紙など読まないが、宛名が【DIO‘s Housemaid Diana】だった。そう彼女からだった。封筒には手紙と地図と小さい紙が入っていた。まず手紙を開け読み始めた。手紙には色々書かれていた。彼女は今日本にいるようだ。彼女の秘密 も書いてあった。鬼という吸血鬼に似た生き物になって1000年ほど生きていること。吸血鬼と同じで元は人だということ。人は食べないが食べることもできること。不老なため擬態 しながら生活していること。あの日の姿は彼女の仮の姿だということ。ディアナはジョースター卿がつけてくれた名前であること。本名は鬼舞辻夢月[Yuzuki Kibutsuji]ということ。現在は男と して生活していること。名は月影夢幻[Mugen Tsukikage]ということ。日本に行かねば、いや現実を見なければいけない。アステカ文明の遺跡に石仮面が大量にあるという事実を。あの日ディオとの対決 より石仮面への興味が勝った故に旅に出たと。そして遺跡に石仮面が未だ多く存在することを伝えたくペンを取ったと書かれていた。できればその遺跡を調べて欲しいことが書かれていた。彼女は調べていたのだ。ツェペリさんが言っていたアステカ文明を、石仮面を一人でずっと。この地図はメキシコの遺跡を表す地図らしい。これが終わるまで彼女には会えねえ。彼女に頼まれたんだ。しっかり成果を出さないといけない。その後で会いに行こう。だが手紙の内容に言いたいことが多すぎる。でもまぁ彼女が無事生きていたことを喜ぼう。それにしたって鬼ってなんだ。吸血鬼に似た生物って本当なのか?彼女が・・・
そして手小さい紙には英語ではない言語で書かれていた
【かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸にのこれど】
日本にいるならこれは日本語だろうか。この手紙を読んだ貴方からしたら迷惑かもしれない。ただ一方的に送りたいと思い書いてしまったので、今更だし迷惑だったら小さい紙は読まずに捨ててください。そう言われてはこの言葉の意味を知りたいと思った。日本に詳しい奴を呼び見せるとニヤニヤした顔で見られた。「貴方は生涯独身かと思ったが、いい人いたんですね」と言われた。どういう意味なのか聞いたら彼女に会いたくなった。この返事はどう書けばいいんだと伝えたら。日本語書けないだろ。なら普通に英語で書けと言われ俺は彼女に英語で返事を書いた。彼女に届くことを、そして文通が続けばいいと願って
初めて彼女を見た時は美しい人だと思ったのは嘘じゃない。出会いが出会いだった。それに彼女はジョースターさんの敵である男に付き添っていたからだ。だからこそ俺は彼女を厳しい目で見ていた。そしてその日ディオとの戦いでジョースター邸は焼け落ちた。ジョースターさんが彼女を俺と一緒に逃がしてくれたので助かった。ジョースターさんが心配し、助け、信用している人だ。きっとジョースターさんと同じでいい人なのだろう。それにこの人からはディオに感じた嫌な感じはしない。ただ、何か違和感がある。この違和感はなんだ。
一夜明け。ジョースターさんは目覚めない。彼女は心配そうにジョースターさんを見ている。こんなに優しい人がなぜディオと一緒にいたのか疑問だ。その答えは目覚めたジョースターさんが持っていたが未だ目覚めないため俺が知るよしもなかった。それ故、俺は彼女を監視していた。ジョースターさんに何かするんではないかと。だがそれは俺の思い違いだった。三日目の夜ジョースターさんが目覚めた。俺の横に彼女はいた。目覚めた事を心の底から喜んでいるその姿に俺は惚れた。嬉し涙を流し「よかった。本当によかった」と泣く彼女は今まで見たどの女性より美しかった。「人の出会いってのは運命で決められているのかもしれねえな」とジョースターさんたちに向かって言ったが俺にも当てはまってくれるとありがたい。朝、ジョースターさんに面会に行った俺は彼女のことを聞いた。彼女はジョースター卿に雇われディオ専属のメイドに任命されたそうだ。そこには仕事以外ないはずだよとジョースターさんが言っていた。それにどちらかと言えばディオより僕の方が仲がよかったと言っていた。「もし君が彼女をというなら僕は喜んで仲を取り持つよ」と応援してくれる。俺はそこまで分かり易かっただろうか・・・
だが、そんなことを言っている暇は無くなった。ディオが生きているという事がわかったからだ。それからツェペリのオッサンに指導されるジョースターさんを彼女と影ながら見守る。彼女は波紋法に興味があるようだ。そんな好奇心旺盛なところも可愛く見えてしまう。そんな彼女を見ていたら彼女と目が合った。にやけそうになる口元を必死に抑えた。それが監視しているように見えていたとは思ってもいなかった。
夜散策をしていたら彼女を見かけた。どこにいくのかと後を追いかけ、そこは昼間ジョースターさんが訓練をしていた小さな川だった。その橋の上で空を見ているようだった。俺は近づき彼女の横に立ち声を変える。
「こんな時間に女性の独り歩きは危険だ。何かあってからじゃ遅いだろうが」そう心配の声が出ていた。彼女は俺を見ながら驚いたように目をパチパチと何回か瞬きをして呆気に取られたような顔をしてから笑った。
「そんな事初めて言われました。スピードワゴンさんは優しいですね」
「今まではどうしていたんだ」
「今までは屋敷の庭を散歩していました。それに屋敷を出たとしても誰も気づかなかったので気にしたことありませんでしたね」という彼女に俺はため息を吐きたくなった。こんなに美しい彼女が無防備に夜外に出て何もなかったこと、何も対策していない事に驚愕した。
「本当に何かあってからじゃ遅いんだ。夜外に出るなら俺を呼べ。付き合うから」彼女の目をしっかり見ながらそう彼女に懇願した、心配で心配でしょうがなかった。
「そうしたいのは山々だけど。もうじきお別れでしょ。スピードワゴンさんに悪いですし。でもありがとうございます」そう言って空を見上げてしまった。美しく輝く星をただただ眺めている彼女は本当に美しかった。だがそれより聞き捨てならない事を言われた気がする。もうじきお別れ?何故?と考え。俺ははっとした。当たり前に彼女が側にいるものと、着いてくるものだと思っていた。そんなことある訳ないのに。これは危険な、もしかしたら死ぬかもしれない生きて帰ってくる保証もない戦いだ。そんなところに彼女を連れて行くわけには行かない。ジョースターさんが連れて行くと言っても俺が止める絶対にだ。だって彼女に危険な目にあって欲しくない。惚れた男の我儘だ。未だにディオの情報は手に入っていないが手に入ればすぐにここを立つだろう。そうか彼女と別れるのか。
「どうしました?何か寂しそうな顔をしてますが」
「いや、君とここで別れるのは寂しいなと思ってな」またパチパチと瞬きをして不思議そうに俺の顔を見る彼女は何を思ったのか。一人納得したように頷いていた
「一人納得したようだが何を納得したんだ」
「え?ああ、スピードワゴンさんは人が出来た人だなと。嫌いな人にも心配だと声をかけ。別れることが寂しいなんて社交辞令を言ってくれるなんてと「はぁ?!」」「俺がいつあんたを嫌いだと言った」「え?」「言ってないよな」「そう言われればそうですね」そう言われて俺はため息をついてしまった。ジョースターさんにバレるほど俺の気持ちは筒抜けだと思っていたがそうではないらしい。
「なんでそう思った?俺があんたを嫌いだって」
「嫌いというか警戒?ずっと怖い顔で見てくるから監視されているのかと」
「はあぁぁ、なるほどそれでか。いいか今、俺はあんたを警戒もしてないし監視もしてない。そりゃ最初は警戒してたし監視もしてたがジョースターさんが目覚めてからはしてない。それに嫌いでもない」
「そうなんだ」
「すまない。監視されていると思っていたなら俺と一緒にいるのは嫌だったんじゃないか」
「いや、それは気にしていない。ディオのメイドってだけで警戒さえるのは分かるから。でもそれなら何故?」
「ニヤケそうになるのを必死で抑えていたからな」と小声でいうが彼女には聞こえなかったようだ。
「え?何。なんて言ったの」
「なんでもねえ。でも、俺はあんたを嫌ってない。どちらかといえば好ましく思っている」
「そっか。今みたいな顔してくれていたら勘違いしなかったのに」
「・・・俺は今どんな顔をしている」と言いながら口元に手を持っていき顔の下半分を隠す
「さーて、どんな顔だろうね」少し意地悪く言う彼女が可愛くてしょうがなかった。これを手放したくないと考えてしまう。どうしたら彼女は俺のになるだろうか。無理やりはダメだ。彼女にも同じものを返してもらいたいとそう思う。
次の日、あの野郎の情報を手に入れた。それを急いでジョースターさんに伝えに向かった。
彼女も側にいて、話を聞いていた。ふと彼女を見ると寂しそうにしていた。どうしたと駆け寄りたかったがそれはできなかった。急いで出発の準備をしなくてはならなかったから。ジョースターさんと俺はホテルを引き払い荷物を持ち馬車に乗り込んだ。昨日の会話が最後の言葉になるとは思いもよらなかった。出る前に話をすれば良かった。後に後悔した。戻った時には彼女がいなかったからだ。ちゃんと彼女に伝えれば良かった。待っていて欲しいと。そうすれば変わっていたかもしれない。
あれから変わらず彼女を思っている。どうしても他の女性に目が行かないんだ。あの時俺は彼女だけが欲しいと願ったんだ。今はアメリカでSPW財団を設立し忙しい日々を送っている。あの日から約20年彼女を忘れた日などない。彼女は今どこで何をしているのだろうか。そんなことを考えていたら一通の手紙が俺宛に財団に届いた。普通なら財団に届いた誰からかよくわからない手紙など読まないが、宛名が【DIO‘s Housemaid Diana】だった。そう彼女からだった。封筒には手紙と地図と小さい紙が入っていた。まず手紙を開け読み始めた。手紙には色々書かれていた。彼女は今日本にいるようだ。彼女の
そして手小さい紙には英語ではない言語で書かれていた
【かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸にのこれど】
日本にいるならこれは日本語だろうか。この手紙を読んだ貴方からしたら迷惑かもしれない。ただ一方的に送りたいと思い書いてしまったので、今更だし迷惑だったら小さい紙は読まずに捨ててください。そう言われてはこの言葉の意味を知りたいと思った。日本に詳しい奴を呼び見せるとニヤニヤした顔で見られた。「貴方は生涯独身かと思ったが、いい人いたんですね」と言われた。どういう意味なのか聞いたら彼女に会いたくなった。この返事はどう書けばいいんだと伝えたら。日本語書けないだろ。なら普通に英語で書けと言われ俺は彼女に英語で返事を書いた。彼女に届くことを、そして文通が続けばいいと願って
