上条さんは真田幸村[未完]
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そんな日常を壊す馬鹿がこの世界にやってきました。そうトリッパーってやつですね。何か自分のことを天女とか言っちゃってる痛い子が今、現在目の前にいます。さてどうしようかな?まぁ私の周りにいる佐助や才蔵には補正は効かないみたいだし、今天女(笑)の虜になっているのは私のいや幸村の好敵手である伊達政宗その腹心龍の右目、片倉小十郎・・・面倒くさいので名前を省いて私と佐助以外の若いプレイ可能キャラ(男)が虜になっている状態です。
で、皆腑抜けてしまいお館様が参ってしまっている状況な訳です。私としては今このときにでも戦を仕掛ければいいのにと思ってしまうのはいけないことだろうか?今なら簡単に国を天下を取れる気がするのだけれども・・・まぁお館様のお考えではあり得ないか。まぁ本当の幸村が絶対にしないか
皆に元に戻ってもらわないと先に進まないようなので戻ってもらうことにしますか
「幸村~」と考えている間中ずっと私の腕に纏わり付いてくる自称天女、もう本当にどうにかしてほしい。皆の視線、いや殺気がいたすぎる。まぁ全然本当は痛くも痒くもないけどね。
「は、破廉恥でござるぅうぅうううううう」と言って私は腕を振りほどき走り去った
「幸村の生破廉恥聞けた。それにしても本当に幸村は初だな~そんな所も可愛いけど」などと言っている天女は放っといて私は自室へと戻った
自室へ戻り私はこれからどのように天女を始末するか考えた。ただ問題があるとするればどの悪魔があの天女をこの世界にどういった理由でこの世界に送ったかということだ。それだけは確認しないといけない。
私は気配を消しながら城の外に出、城下町を抜けとある森の中の泉の前まで行き召還魔法を行った。
SIDE 佐助
はぁ、もう転職したいよ本当。俺様の上司である旦那も他の奴らもあのよくわからない女に落ちた。あの初で破廉恥破廉恥言ってる旦那ですらあの女のもとに通っている。他の奴らも気持ち悪いぐらいあの女に引き寄せられているようだ。本当にどうしたもんかな?俺様の旦那を取り戻さないといけない。本当に余計なことをしてくれたよ龍の旦那。龍の旦那が上田に連れてこなければ旦那はあんな女に落ちなかったのに
あの旦那が女の子の近くにいることに喜びたいけど喜べない。あの女じゃなかったら普通に喜べるのに・・・本当にその汚い手で旦那に触るな旦那が汚れるだろう
「は、破廉恥でござるぅうぅうううううう」と言う大きな旦那の声が聞こえて我に返ると旦那はすごい勢いで自室の方へと走っていってしまった。何があったのか才蔵に聞くとあの女が旦那の腕に己の胸を押し付けて旦那の名前を呼んだらしい。旦那があの女に落ちたといっても初な旦那には刺激が強すぎたようだ。俺様はここを才蔵に任せ旦那のもとに急いだ。旦那の部屋の天井に身を潜め旦那を見てみると旦那は何かを考えているようだった。考えが終ったようで閉じていた目を開けた瞬間旦那の気配が一気に無くなった。それは忍のようにいや忍以上に気配を消していた。そこに居るはずの旦那が目を凝らして凝らして見ないと見つからないぐらいに旦那の気配は無い
「本当に面倒くさいなあの自称天女」と言う旦那の呟きと共に旦那は部屋から出て行った。俺様は混乱した。だって旦那はあの女に落ちていたはずで、それに今の旦那は旦那じゃないみたいで・・・俺様の旦那は俺様の知っている旦那は何処に行ったのだろうか?と考えるが部屋から出て行った旦那を俺様は追った。あの女のところに戻るのかと思ったが旦那は戻らずに何を思ったか城から出て城下町を越えて森の中に入っていった。そして泉の前で止まった。
「全ての世界の管理者よ。我が声に答えよ。我が名の下に」と言う旦那の声が聞こえたかと思うと泉から何かが湧き出て来た。そいつはあの女より美人でしかも女で旦那がすぐにでも破廉恥って叫ぶような格好をしてるのに等の旦那はそれが当たり前のごとく話をし始めた
「お久しぶりですねメイ様」と旦那をメイと俺様の知らない呼び名で言う奴は旦那とはどういった関係なのだろうか?
「久しぶり私は今真田幸村だ。その名で呼ぶな。それであの女は誰がここに連れて来た?」とそのメイと言う名は旦那の名前のようだ。俺様の知らない旦那。それともここに居る彼は旦那の偽物?
「貴方ならお分かりのはずです幸村様、無論理由も」
「・・・くだらないな本当に、では特典は」と言う旦那に疑問を覚える。特典とは何のことだろうか?俺様には見当も付かない。それに旦那はあの女がここにきた理由が分かっているようだ。俺様が今まで見て来た旦那は何処に行ったのだろうか旦那が遠くに感じる今まで近かった旦那が凄く遠くに感じられた
「三つ、一つ目は容姿、二つ目は逆ハー補正、三つ目は傷をいやす力ですね」と言う麗人に旦那はため息をはいた。それにしてもこの特典ってやつはあの女に対しての特典なんだよな。とするとあの女の外見はまがい物ということになる。逆ハーというのはよく分からない
「生き延びるための特典は付けなかったのか愚かだな」と言う旦那に同感だと頷いた俺様が居た。この時代に生きる力が無いやつは死んでいくのだから・・・
「そんな愚かな娘だからこそ貴方の玩具になるのですよ。全ては貴方が楽しむための世界なのですから」とこの麗人は意味の分からないことを言い出した。あの女は旦那の玩具、遊ぶ道具だと、それにこの世界は旦那のものってどういうこと?
「全くもって御節介だらけだ。私は今現在十分充実している。お館様が居て、佐助、十勇士が居るそして好敵手にも恵まれた。十分に充実しているのにな」旦那そんな風に思っていてくれたんだ。何か嬉しいかも
「それでも今回の首謀者から見た貴方は退屈しているように見えたのでしょう」
「本当に余計な御節介だな。まぁそれはいい」
「貴方のお好きなように御生きくださいここは貴方の世界なのですから」と言って麗人は泉の中に消えていった
「それを邪魔をしたんだろうが・・・」と最後に旦那は文句を言った。そして俺様の方に向きを変え俺を見ながら「佐助」と俺様を呼んだ。
あはー俺様気付かれていたみたいだ。本当に自信無くしちゃうよ本当に、さてとさっきのことも気になるし旦那のことも気になるから早く旦那のもとに行きますかねっと
SIDE END