一章 運命を変える出会い
「みつかったか?」
はとりがこちらに駆け寄ってくる
しかし、慊人は何も言わずに車に乗り込んだ
「?慊人」
「疲れた、寝る」
どうやら疲れて何もする気がないみたいだ
は〜やれやれ。
こっちの気も知らないで
顔を真っ青にして草摩家に駆け寄ってきた運転手
たまたま遊びにきてた僕とはとりは
そのことを聞いてすぐに、慊人に念の為もたせてた
連絡用のGPS付携帯を伝って居場所を捜査した
一定時間そこから動かなかったので
倒れたのではないかと不安だったが
どうやら杞憂だったらしい
はとりと一緒に車に乗り
後部座席で寝息をたててる慊人を
見つめる
そういえば慊人はあんな所で何をしてたんだろう
あんな――――何もない廃墟で
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