第1章 人虎捕獲編
一人と一匹の間に現れた人は探偵社の人で触れただけでアッサリと異能力を解いてしまった
どうやら此方の作戦は筒抜けだったらしい
ポケットから盗聴器を取り出しコンクリに叩きつけたあと足で思いっきり踏み潰す
美人とか言われたけどムカつく!!
ボソッ『豆腐の角に頭ぶつけて死ぬか、犬に噛まれて病気うつされてトラックに轢かれればいいのに』
「聞こえてるからね!」
『女という女に嫌われて、過去の女に背後刺されて一生孤独にみまわれながら死ぬかそこらの男にピーーーされて死んじゃえばいいのに!!』
「はっきり言ってほしい訳じゃないから!最後怖いから!!規制はいっちゃてるから!!!」
『だって!!いくらなんでも盗聴器って正直気持t_____モガっ』
「もういい黙れ樋口」
ズレてる会話に芥川隊長がストップをかけた
口に外套が張り付いてるわけだけど・・・この外套、血生臭い・・・・・・
なんとか剥がそうとする私を他所に二人の会話は進んでいく
「太宰さん、今回は引きましょう_____しかし、人虎の首は必ず僕らマフィアが頂く」
「なんで?」
「簡単な事、その人虎には_____闇市で七十億の懸賞金が懸かっている。裏社会を牛耳って余りある額だ」
「へえ!それは景気の良い話だね」
『ぷはっ!いやホントにね、詐欺なんじゃないかって私は疑っている訳ですよ。お金の話って怖いもんですよね。あと隊長この外套血生臭いです。帰ったら洗うかファブりましょう』
「死ね、樋口」
まさかの「黙れ」ではなく「死ね」
『貴方も我々が横浜の暗部であることは知ってるでしょう。ならば我々に逆らったら者がどうなるかわかってる筈です』
「知ってるよ、その位」
「然り、外の誰より貴方はそれをしっちしている__________元マフィアの太宰さん」
・・・・・・・・・・・・・
『えええええええ!!!元マフィア!?この人が!!!』
「うるさい」
「そうだよー、ちなみに元幹部ー」
『え"えぇーー』
マジかい!いや、聞いたことあるぞ酔っ払った小柄な人とか帽子の人とか現幹部の人とか
あと、あの先輩とあの子にも!!
『じゃあ、貴方が酒と女にだらしない自殺願望の太宰さんで、「嫌がらせであの人の右にでる人はいない」ってよく言われた太宰さんで、とにかく滅んでほしい人間No.1の太宰さんって貴方ですか!!』
「誰情報!?いや、わかったからいいや」
「すみません、太宰さん此奴頭がアレなので」
「うん、見ればわかるよ」
失礼!!
「それでは太宰さん、失礼します」
『うわっ!!え、あ、お大事にー!』
ちなみに私の身体にも外套がぐるぐる巻きに張り付いてるので芥川隊長が去ると私も引きづられていくのだ
慌てた私は色んな意味も込めてお大事にと言ったわけだが
ボコった相手にそんなこと言うのもアレだよなぁ
「変わった子だなぁ・・・ギャップありすぎるでしょう」
こんな出会いを機に自殺願望者に興味を抱かれた私はただただ隊長に引きづられているのであった
どうやら此方の作戦は筒抜けだったらしい
ポケットから盗聴器を取り出しコンクリに叩きつけたあと足で思いっきり踏み潰す
美人とか言われたけどムカつく!!
ボソッ『豆腐の角に頭ぶつけて死ぬか、犬に噛まれて病気うつされてトラックに轢かれればいいのに』
「聞こえてるからね!」
『女という女に嫌われて、過去の女に背後刺されて一生孤独にみまわれながら死ぬかそこらの男にピーーーされて死んじゃえばいいのに!!』
「はっきり言ってほしい訳じゃないから!最後怖いから!!規制はいっちゃてるから!!!」
『だって!!いくらなんでも盗聴器って正直気持t_____モガっ』
「もういい黙れ樋口」
ズレてる会話に芥川隊長がストップをかけた
口に外套が張り付いてるわけだけど・・・この外套、血生臭い・・・・・・
なんとか剥がそうとする私を他所に二人の会話は進んでいく
「太宰さん、今回は引きましょう_____しかし、人虎の首は必ず僕らマフィアが頂く」
「なんで?」
「簡単な事、その人虎には_____闇市で七十億の懸賞金が懸かっている。裏社会を牛耳って余りある額だ」
「へえ!それは景気の良い話だね」
『ぷはっ!いやホントにね、詐欺なんじゃないかって私は疑っている訳ですよ。お金の話って怖いもんですよね。あと隊長この外套血生臭いです。帰ったら洗うかファブりましょう』
「死ね、樋口」
まさかの「黙れ」ではなく「死ね」
『貴方も我々が横浜の暗部であることは知ってるでしょう。ならば我々に逆らったら者がどうなるかわかってる筈です』
「知ってるよ、その位」
「然り、外の誰より貴方はそれをしっちしている__________元マフィアの太宰さん」
・・・・・・・・・・・・・
『えええええええ!!!元マフィア!?この人が!!!』
「うるさい」
「そうだよー、ちなみに元幹部ー」
『え"えぇーー』
マジかい!いや、聞いたことあるぞ酔っ払った小柄な人とか帽子の人とか現幹部の人とか
あと、あの先輩とあの子にも!!
『じゃあ、貴方が酒と女にだらしない自殺願望の太宰さんで、「嫌がらせであの人の右にでる人はいない」ってよく言われた太宰さんで、とにかく滅んでほしい人間No.1の太宰さんって貴方ですか!!』
「誰情報!?いや、わかったからいいや」
「すみません、太宰さん此奴頭がアレなので」
「うん、見ればわかるよ」
失礼!!
「それでは太宰さん、失礼します」
『うわっ!!え、あ、お大事にー!』
ちなみに私の身体にも外套がぐるぐる巻きに張り付いてるので芥川隊長が去ると私も引きづられていくのだ
慌てた私は色んな意味も込めてお大事にと言ったわけだが
ボコった相手にそんなこと言うのもアレだよなぁ
「変わった子だなぁ・・・ギャップありすぎるでしょう」
こんな出会いを機に自殺願望者に興味を抱かれた私はただただ隊長に引きづられているのであった