純愛
name change
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「悟、今「先生」って言った?」
悟が電話している間も今も
大きな手に名前は指を絡められたままで
今は指の腹で彼女の手の甲を撫でていた
「ん。僕、先生やってるのー。いろいろあってさ。名前が学校で務めてたのも影響してるかな」
「そうだったんですか?!」
「伊地知うるせー。入ってくんな」
狭い車内という空間で入ってくんなとは酷である
名前はミラー越しにすみませんと謝ると
「名前は僕だけ見てればいいの。あいつは無視して」
と低いトーンで言い放った
「恵とは名前のとこから帰ってきてから出会った教え子で今1年。長い付き合いで強いし信用できるから。何かあった時僕と連絡付かなければ恵を頼ってもいいよ。まぁ、そんな状況にする気ないけどね」
「恵ちゃんか…覚えとく」
「ククっ 名前なんか勘違いしてない?まあいいや。明日スマホも買いに行こうね。圏外になってるでしょ?」
言われて慌ててスマホを確認すると
悟が言うように名前のスマホは圏外になっていた
「…ほんとだ」
「んー本当、まだ夢みたい、名前がいるなんて。今度は僕が名前のためになんでもするよ。あの時みたいにガキじゃないお前のためならなんだってするよ」
「悟」
「ま、とりあえず当面の生活用品はこれで買ってね。暗証番号はくみの誕生日4桁だからー」
「は?〇月〇日??なんで?」
「なんでって…好きな人の誕生日だから?」
悟が財布から取り出したクレジットカードは
ブラックカードで
「あ、遠慮は無しね。僕、これでも月収名前の4~5倍あるから」
「は?」
「これでやっと名前に返せるね。3倍どころか10倍で返してあげるよ」
そう言ってニヒルに笑みを浮かべた悟は
私の知っている悟よりやっぱり大人になっていた
ーーー
ーーーーー
ーーー
「恵」という名前からてっきり
女性を想像していたくみだったが
現れたのは制服を着た男の子だった
その制服が前に来ていた悟の物と少し
似ているような気がして尋ねると
「そうですね。五条先生もうちの卒業生なので」
と、答えてくれた
「五条先生かぁあの悟が先生ねぇ」
名前の知っている悟は高1の子どもだった
確かに大人びた子ではあったけれども子どもだった
なのに再び目の前に現れた彼が
青年になっていた事実にまだなれない
「じゃあ俺はここで待ってますから」
「え?付いてきてくれるんじゃなかったの?」
「五条先生から貴方の気配だけ追え・・・・・・と言われています。女性の買い物の中身は見るなと…」
目をそらして言い噤む彼は割と繊細なのだろう
きっとあの時の悟ならついてくるだけじゃなく
これから買うであろう下着選びもしてきそうだったのに
お言葉に甘えて、と名前は中へ
生活用品を買いに入った
ピロン
恵のスマホの音が鳴りそこに目をやると
ありえないオーダーが書かれていて
恵は苦虫を潰したような表情になった
五条先生
〈恵!お願い!ゴム買ってきて!僕、Lサイズね。出来る限り薄いやつ~〉
「全く…普通生徒に頼むかよそんな事」
恵は返信しようとスマホをいじっていると
追加でメッセージが届いた
五条先生
〈ぜーーーったい名前にはバレない様にね!お礼は何でもするからさ!〉
断りのメールを送ろうとも考えたが
前に彼が言っていた言葉を思い出して辞めた
「なんで俺がこんなことを…」
ブツブツ言いながらお目当ての箱を2つと
お菓子とコーヒーを数本入れてレジへと持って行った
.
悟が電話している間も今も
大きな手に名前は指を絡められたままで
今は指の腹で彼女の手の甲を撫でていた
「ん。僕、先生やってるのー。いろいろあってさ。名前が学校で務めてたのも影響してるかな」
「そうだったんですか?!」
「伊地知うるせー。入ってくんな」
狭い車内という空間で入ってくんなとは酷である
名前はミラー越しにすみませんと謝ると
「名前は僕だけ見てればいいの。あいつは無視して」
と低いトーンで言い放った
「恵とは名前のとこから帰ってきてから出会った教え子で今1年。長い付き合いで強いし信用できるから。何かあった時僕と連絡付かなければ恵を頼ってもいいよ。まぁ、そんな状況にする気ないけどね」
「恵ちゃんか…覚えとく」
「ククっ 名前なんか勘違いしてない?まあいいや。明日スマホも買いに行こうね。圏外になってるでしょ?」
言われて慌ててスマホを確認すると
悟が言うように名前のスマホは圏外になっていた
「…ほんとだ」
「んー本当、まだ夢みたい、名前がいるなんて。今度は僕が名前のためになんでもするよ。あの時みたいにガキじゃないお前のためならなんだってするよ」
「悟」
「ま、とりあえず当面の生活用品はこれで買ってね。暗証番号はくみの誕生日4桁だからー」
「は?〇月〇日??なんで?」
「なんでって…好きな人の誕生日だから?」
悟が財布から取り出したクレジットカードは
ブラックカードで
「あ、遠慮は無しね。僕、これでも月収名前の4~5倍あるから」
「は?」
「これでやっと名前に返せるね。3倍どころか10倍で返してあげるよ」
そう言ってニヒルに笑みを浮かべた悟は
私の知っている悟よりやっぱり大人になっていた
ーーー
ーーーーー
ーーー
「恵」という名前からてっきり
女性を想像していたくみだったが
現れたのは制服を着た男の子だった
その制服が前に来ていた悟の物と少し
似ているような気がして尋ねると
「そうですね。五条先生もうちの卒業生なので」
と、答えてくれた
「五条先生かぁあの悟が先生ねぇ」
名前の知っている悟は高1の子どもだった
確かに大人びた子ではあったけれども子どもだった
なのに再び目の前に現れた彼が
青年になっていた事実にまだなれない
「じゃあ俺はここで待ってますから」
「え?付いてきてくれるんじゃなかったの?」
「五条先生から貴方の気配だけ追え・・・・・・と言われています。女性の買い物の中身は見るなと…」
目をそらして言い噤む彼は割と繊細なのだろう
きっとあの時の悟ならついてくるだけじゃなく
これから買うであろう下着選びもしてきそうだったのに
お言葉に甘えて、と名前は中へ
生活用品を買いに入った
ピロン
恵のスマホの音が鳴りそこに目をやると
ありえないオーダーが書かれていて
恵は苦虫を潰したような表情になった
五条先生
〈恵!お願い!ゴム買ってきて!僕、Lサイズね。出来る限り薄いやつ~〉
「全く…普通生徒に頼むかよそんな事」
恵は返信しようとスマホをいじっていると
追加でメッセージが届いた
五条先生
〈ぜーーーったい名前にはバレない様にね!お礼は何でもするからさ!〉
断りのメールを送ろうとも考えたが
前に彼が言っていた言葉を思い出して辞めた
「なんで俺がこんなことを…」
ブツブツ言いながらお目当ての箱を2つと
お菓子とコーヒーを数本入れてレジへと持って行った
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