純愛
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悟の言う通り硝子の診断では異常なしだった
傑に「油断しすぎ」と指摘され
悟はブーたれてかなり不機嫌になっていた
「で?悟、犯人の目星は?」
「ないね。僕、見てないもん」
「はぁ。最強が聞いて呆れるね」
硝子に手招きされて2人から距離を取ろうとしたら
座っていた悟に引き寄せられて
膝の上に乗せられ腕でホールドされた
「そもそもお前が勝手に動くからこうなってんの!もう僕から離れない事!」
「名前に責任転嫁は良くないよ?」
「わかってるよ!わざわざ口にすんなよ!」
「五条なら術式まで見えてんじゃないの?そこから犯人追えないの?」
悟が名前の頭の上に置いていた顎を上げて
彼女の顔を覗き込んだ
「術式なら・・・・ね。術式って言うか何か呪具を使って呪いをかけてる感じなの。その姿がいまいち読み取れないんだよね」
「それにしても、何のために誰がやってんだか。狙いは僕なんだと思うんだけど、名前に呪霊が見えなくなったって僕が一緒なら関係ないし。そもそも名前は祓えないし…ただの嫌がらせ?」
「悟、嫌がらせだとして誰か心当たりないのかい?」
「五条の事だし、心当たりあり過ぎてわかんないんじゃね?」
「確かにありずぎるねー。おそらく彼女の秘密まではバレてないよ。バレたら懸賞金僕と同額ぐらい値が付きそうだよね~」
「え?悟って懸賞金かかってんの?!」
今度は名前が悟の顔を見上げて覗き込むと
にやりと口角を上げて答えた
「僕?なんか億越えらしいよ?」
「なにやらかしたの?」
2人のやり取りに傑と硝子が声を上げて笑った
「やらかすとかウケる~!五条ならありえるもんねー」
「名前簡単にいうとね、悟の術式は珍しいからだよ。まぁそもそも手を出そうなんて言うバカはいないけどね」
未だに覗き込む名前の額に触れるだけのキスをして
悟は得意げに微笑んだ
「だって僕、最強だから。だから名前は僕にちゃんと守られてね?」
ーーー
ーーーーー
ーーー
その日の任務からいつも名前に
べったりだった悟がさらにべったりになった
その甲斐あってか
相手のリアクションは全くなく
いつも通りの日々が続いていた
5日目の午後に状況が動き出した
窓からの報告によると特級仮想怨霊の可能性が
あるという事で悟に任務が回ってきた
名前の運転する車に乗り込み
悟はタブレットを興味なさげにスクロールしながら
口を開いた
「ま、いつも通り名前は僕の傍から離れなければいいよ。このタイミングで特級だから、相手方も動いてきたかもね」
「それってこの呪いのこと?」
「そ。まあ誰がなに仕掛けてきても大丈夫だから、そんなに心配しないで?」
車を止めると悟が名前の腕を引き
唇を合わせるだけのキスを落とした
「へへーっ隙あり。こっから先は隙、見せるなよ?」
「もう!緊張感!」
「はいはーい。名前ちゃん帳降ろしてー」
悟に言われるがまま帳を降ろすと
2人手を繋いで帳の中へと足を進めた
名前は何も見えないのも怖いので
昨日相談した時に真希が貸してくれた眼鏡をかけると
悟が身を屈めて顔を覗き込んできた
「なにそれ!真希のに似てるんだけど!」
「うん、真希が貸してくれたの。見えるか分かんないけど」
「へー。かわいーっ眼鏡も似合うね。今度ベッドの上でもそれしてよ?スーツに眼鏡とかちょっとそそるーっ」
「ちょっとさとる!!緊張感!!!」
.
傑に「油断しすぎ」と指摘され
悟はブーたれてかなり不機嫌になっていた
「で?悟、犯人の目星は?」
「ないね。僕、見てないもん」
「はぁ。最強が聞いて呆れるね」
硝子に手招きされて2人から距離を取ろうとしたら
座っていた悟に引き寄せられて
膝の上に乗せられ腕でホールドされた
「そもそもお前が勝手に動くからこうなってんの!もう僕から離れない事!」
「名前に責任転嫁は良くないよ?」
「わかってるよ!わざわざ口にすんなよ!」
「五条なら術式まで見えてんじゃないの?そこから犯人追えないの?」
悟が名前の頭の上に置いていた顎を上げて
彼女の顔を覗き込んだ
「術式なら・・・・ね。術式って言うか何か呪具を使って呪いをかけてる感じなの。その姿がいまいち読み取れないんだよね」
「それにしても、何のために誰がやってんだか。狙いは僕なんだと思うんだけど、名前に呪霊が見えなくなったって僕が一緒なら関係ないし。そもそも名前は祓えないし…ただの嫌がらせ?」
「悟、嫌がらせだとして誰か心当たりないのかい?」
「五条の事だし、心当たりあり過ぎてわかんないんじゃね?」
「確かにありずぎるねー。おそらく彼女の秘密まではバレてないよ。バレたら懸賞金僕と同額ぐらい値が付きそうだよね~」
「え?悟って懸賞金かかってんの?!」
今度は名前が悟の顔を見上げて覗き込むと
にやりと口角を上げて答えた
「僕?なんか億越えらしいよ?」
「なにやらかしたの?」
2人のやり取りに傑と硝子が声を上げて笑った
「やらかすとかウケる~!五条ならありえるもんねー」
「名前簡単にいうとね、悟の術式は珍しいからだよ。まぁそもそも手を出そうなんて言うバカはいないけどね」
未だに覗き込む名前の額に触れるだけのキスをして
悟は得意げに微笑んだ
「だって僕、最強だから。だから名前は僕にちゃんと守られてね?」
ーーー
ーーーーー
ーーー
その日の任務からいつも名前に
べったりだった悟がさらにべったりになった
その甲斐あってか
相手のリアクションは全くなく
いつも通りの日々が続いていた
5日目の午後に状況が動き出した
窓からの報告によると特級仮想怨霊の可能性が
あるという事で悟に任務が回ってきた
名前の運転する車に乗り込み
悟はタブレットを興味なさげにスクロールしながら
口を開いた
「ま、いつも通り名前は僕の傍から離れなければいいよ。このタイミングで特級だから、相手方も動いてきたかもね」
「それってこの呪いのこと?」
「そ。まあ誰がなに仕掛けてきても大丈夫だから、そんなに心配しないで?」
車を止めると悟が名前の腕を引き
唇を合わせるだけのキスを落とした
「へへーっ隙あり。こっから先は隙、見せるなよ?」
「もう!緊張感!」
「はいはーい。名前ちゃん帳降ろしてー」
悟に言われるがまま帳を降ろすと
2人手を繋いで帳の中へと足を進めた
名前は何も見えないのも怖いので
昨日相談した時に真希が貸してくれた眼鏡をかけると
悟が身を屈めて顔を覗き込んできた
「なにそれ!真希のに似てるんだけど!」
「うん、真希が貸してくれたの。見えるか分かんないけど」
「へー。かわいーっ眼鏡も似合うね。今度ベッドの上でもそれしてよ?スーツに眼鏡とかちょっとそそるーっ」
「ちょっとさとる!!緊張感!!!」
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