初恋
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悟が自分の実家がある場所に行きたいというので
買い物を切り上げて2時間ばかりのドライブとなった
その間に悟が説明してくれたことはすべて現実離れしていた
呪霊といういわば悪霊退治みたいなのが五条家の家業で
御三家の中の一つでその筋では名家らしい
今年高校に上がるのと同時に高専に進学しながら
術師として任務として呪霊退治をこなしているという事だった
やはり中2病か妄想癖かとも考えたが
そもそも鍵がすべてかかっていた(名前)の家、いわば密室にいきなり現れたのだ
パラレルワールド的に別次元が存在するのならば
そこから来て、悟のいた世界ではそれが常識なのかとも考えた
「さすがに異世界へ飛ばされたなんて聞いた事ねーよ。それに、あっちでも呪いが見えるのは特別なやつ。もしくは死にかけてる時とかね」
「じゃあ悟は特別なんだ」
「そういう事。この目もね人より良く見えんのー」
よく見えるとはその呪いとかが見えるという事なのだろうか
気になることを聞いてみた
「悟、こっちでも見えるの?その呪い?呪霊?とかいうやつ」
「ん。いるよ。そんなに強いやつは見てねぇけど。人が集まる場所には多いんだよ」
つまり
「…さっきいたってこと?」
「そ。名前の近くのは払っといたから安心していいぞ」
名前は見えないということは幸せだと感じた
悟の道案内のまま車を進めてきたけれど
その本家がある場所らしき所は山になっていて
建物らしい建物は何一つ見えなかった
悟が助手席の扉を開いて車を降りた
名前もそれに続いて車を降りると悟の横に立ち彼を見上げた
彼はまっすぐに何かを見ているようだった
しばらくしてふっと笑うような吐息が聞こえた
「面白れぇ。確かにここ・・には何もねぇ。だけど呪力は感じる」
「そうなの?」
「本当に別次元に来たってことで間違いねえっぽいな。ははっ でもさすが本家。空間が違ぇのに存在はあるっつーか感じるっつーか」
再度悟が見ていた方向に向き直り凝視してみても
名前にはただ山があるだけにしか見えなかった
「ちょっと試していいー?」
そう言って悟は右手をかざして何かを唱えた
「術式順転 蒼」
その瞬間目の前の山の木々たちが爆風とともに粉々になっていく
その様子を見て悟は満足そうな顔で言った
「よし、力は問題なく使える」
「なっなにしたの?あれを?悟が?」
「そ。言ったじゃん。俺強いって。1級呪術師なんだって」
.
買い物を切り上げて2時間ばかりのドライブとなった
その間に悟が説明してくれたことはすべて現実離れしていた
呪霊といういわば悪霊退治みたいなのが五条家の家業で
御三家の中の一つでその筋では名家らしい
今年高校に上がるのと同時に高専に進学しながら
術師として任務として呪霊退治をこなしているという事だった
やはり中2病か妄想癖かとも考えたが
そもそも鍵がすべてかかっていた(名前)の家、いわば密室にいきなり現れたのだ
パラレルワールド的に別次元が存在するのならば
そこから来て、悟のいた世界ではそれが常識なのかとも考えた
「さすがに異世界へ飛ばされたなんて聞いた事ねーよ。それに、あっちでも呪いが見えるのは特別なやつ。もしくは死にかけてる時とかね」
「じゃあ悟は特別なんだ」
「そういう事。この目もね人より良く見えんのー」
よく見えるとはその呪いとかが見えるという事なのだろうか
気になることを聞いてみた
「悟、こっちでも見えるの?その呪い?呪霊?とかいうやつ」
「ん。いるよ。そんなに強いやつは見てねぇけど。人が集まる場所には多いんだよ」
つまり
「…さっきいたってこと?」
「そ。名前の近くのは払っといたから安心していいぞ」
名前は見えないということは幸せだと感じた
悟の道案内のまま車を進めてきたけれど
その本家がある場所らしき所は山になっていて
建物らしい建物は何一つ見えなかった
悟が助手席の扉を開いて車を降りた
名前もそれに続いて車を降りると悟の横に立ち彼を見上げた
彼はまっすぐに何かを見ているようだった
しばらくしてふっと笑うような吐息が聞こえた
「面白れぇ。確かにここ・・には何もねぇ。だけど呪力は感じる」
「そうなの?」
「本当に別次元に来たってことで間違いねえっぽいな。ははっ でもさすが本家。空間が違ぇのに存在はあるっつーか感じるっつーか」
再度悟が見ていた方向に向き直り凝視してみても
名前にはただ山があるだけにしか見えなかった
「ちょっと試していいー?」
そう言って悟は右手をかざして何かを唱えた
「術式順転 蒼」
その瞬間目の前の山の木々たちが爆風とともに粉々になっていく
その様子を見て悟は満足そうな顔で言った
「よし、力は問題なく使える」
「なっなにしたの?あれを?悟が?」
「そ。言ったじゃん。俺強いって。1級呪術師なんだって」
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