同棲はじめました
name change
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五条side
「ねえ、君何者?なにか企んでるでしょ?」
以前からすれ違いざまに感じていた残穢は
地下に閉じ込めている呪霊やつと同じもの
彼女自身の過去や身元も調べたけど
京都でも評判よかったし
特に引っかかる部分はない
僕に好意を持ってくれているのは知ってるけど
名前といちゃついてればあきらめると思っていた
そして今回の任務
はじめは純粋に名前に休んでほしくて
こっそり硝子に家に泊まるようお願いもしていた
後は尻尾を捕まえるいい機会になると思ったからだ
なのに突然の七海との任務
他の呪術師と補助監督は出払っているところにだ
伊地知に調べさせメールをもらったが
特に怪しい部分はない
突然奴らが現れるのは日常茶飯事だし
2~3級案件だ
だけど引っかかる
「なんか出来すぎてんだよね~。僕と君が出かけること自体ないはずなのにね。『たまには名前さんにお休みあげたら~』みたいなくだりも嘘?まあ、僕は嘘でもそこは乗ってあげるつもりだったけどさ」
普段なら絶対しないけど
ここの任務のデーターも調べた
確かに特級クラスの案件だけど実際は雑魚だった
「ただ単に僕とお泊り旅行がしたかったってだけなら今回は目をつぶってあげる。で?都、なんとか言ったらどう?」
目の前にいる補助監督はさっきからだんまりだ
時間がもったいないからと車の後部座席に乗り込むと
都も運転席に乗り込みエンジンをかけた
後ろから自宅へのナビをセットする
「殺されたくなければナビ通り走れよ?寄り道する気ないから」
冷たく言い放つと震えながら「はい」と
小さく返事が聞こえた
「…すみませんでした」
重い口がようやく開いたのは
高速に乗ってからだった
震える声で必死に話しているけど
言い訳ばかりでうんざりする
僕が好きだからとか心底どうでもいい
名前以外の女に興味ない
「で?なんで残穢つけてんの?」
「地下から…声が聞こえたんです。お前の望みをかなえると。それで…」
「あそこ、勝手に補助監督如きが近寄っちゃダメなとこだよね?」
「そ、それは…家の者が…」
今、家っていった?
別に都は一般人からの高専入学だと
記録にあったはずだ
その後、階級が上がらずに補助監督を
「家ってなに?そもそもあの地下牢って中に入れないしどうやって…」
電話が会話を遮った
鳴っているのは僕のスマホだ
ディスプレイには「七海健人」の文字
嫌な予感しかしない
とくん
と
心臓がはねた
「七海?どうした名前は?」
平気だ、なんともないはずだと思っていても
声のトーンが低くなる
矢継ぎ早に七海に聞く
次に聞こえてきた七海の言葉に僕は
息をすることを忘れてしまいそうだった
『五条さん申し訳ございません。名前さんに怪我を負わせてしまいました。今病院に搬送してます』
ーーー
ーーーーー
ーーー
七海side
「七海。お前も怪我してんだろ早く見せろ」
「家入さん名前さんは?」
「大丈夫傷は塞いだよ。出血がひどかったから数日寝てるだろう。うちらと違って非呪師だからな、先に病院で手当てしてもらって助かったよ」
そうだ彼女は非術師で女性で…
守られるべき存在だというのに
「なんで私のことを庇ったりしたんですかね」
「さあね。起きたら本人に聞けばいいさ。ほら、やばいのが返ってくる前に「名前は?!」ほら来やがった。怪我人が寝てるんだ少しは静かに入ってこれないか?」
「硝子!名前の容体は?」
「大丈夫命に別状はない。数日目は覚まさないと思うけど」
五条さんは彼女の眠るベッドサイドに行き
輸血などの管がつながれている
彼女の頭をそっと撫でてから私を見た
「七海、お前怪我まだ直してもらってないのか?」
「…はい」
「直してもらったら上の部屋へ来い」
五条さんが帰ってきたら
出会い頭に殴られるつもりでいたのに
以前の貴方ならそうしていたはずだ
「本当に変わりましたね…」
.
「ねえ、君何者?なにか企んでるでしょ?」
以前からすれ違いざまに感じていた残穢は
地下に閉じ込めている呪霊やつと同じもの
彼女自身の過去や身元も調べたけど
京都でも評判よかったし
特に引っかかる部分はない
僕に好意を持ってくれているのは知ってるけど
名前といちゃついてればあきらめると思っていた
そして今回の任務
はじめは純粋に名前に休んでほしくて
こっそり硝子に家に泊まるようお願いもしていた
後は尻尾を捕まえるいい機会になると思ったからだ
なのに突然の七海との任務
他の呪術師と補助監督は出払っているところにだ
伊地知に調べさせメールをもらったが
特に怪しい部分はない
突然奴らが現れるのは日常茶飯事だし
2~3級案件だ
だけど引っかかる
「なんか出来すぎてんだよね~。僕と君が出かけること自体ないはずなのにね。『たまには名前さんにお休みあげたら~』みたいなくだりも嘘?まあ、僕は嘘でもそこは乗ってあげるつもりだったけどさ」
普段なら絶対しないけど
ここの任務のデーターも調べた
確かに特級クラスの案件だけど実際は雑魚だった
「ただ単に僕とお泊り旅行がしたかったってだけなら今回は目をつぶってあげる。で?都、なんとか言ったらどう?」
目の前にいる補助監督はさっきからだんまりだ
時間がもったいないからと車の後部座席に乗り込むと
都も運転席に乗り込みエンジンをかけた
後ろから自宅へのナビをセットする
「殺されたくなければナビ通り走れよ?寄り道する気ないから」
冷たく言い放つと震えながら「はい」と
小さく返事が聞こえた
「…すみませんでした」
重い口がようやく開いたのは
高速に乗ってからだった
震える声で必死に話しているけど
言い訳ばかりでうんざりする
僕が好きだからとか心底どうでもいい
名前以外の女に興味ない
「で?なんで残穢つけてんの?」
「地下から…声が聞こえたんです。お前の望みをかなえると。それで…」
「あそこ、勝手に補助監督如きが近寄っちゃダメなとこだよね?」
「そ、それは…家の者が…」
今、家っていった?
別に都は一般人からの高専入学だと
記録にあったはずだ
その後、階級が上がらずに補助監督を
「家ってなに?そもそもあの地下牢って中に入れないしどうやって…」
電話が会話を遮った
鳴っているのは僕のスマホだ
ディスプレイには「七海健人」の文字
嫌な予感しかしない
とくん
と
心臓がはねた
「七海?どうした名前は?」
平気だ、なんともないはずだと思っていても
声のトーンが低くなる
矢継ぎ早に七海に聞く
次に聞こえてきた七海の言葉に僕は
息をすることを忘れてしまいそうだった
『五条さん申し訳ございません。名前さんに怪我を負わせてしまいました。今病院に搬送してます』
ーーー
ーーーーー
ーーー
七海side
「七海。お前も怪我してんだろ早く見せろ」
「家入さん名前さんは?」
「大丈夫傷は塞いだよ。出血がひどかったから数日寝てるだろう。うちらと違って非呪師だからな、先に病院で手当てしてもらって助かったよ」
そうだ彼女は非術師で女性で…
守られるべき存在だというのに
「なんで私のことを庇ったりしたんですかね」
「さあね。起きたら本人に聞けばいいさ。ほら、やばいのが返ってくる前に「名前は?!」ほら来やがった。怪我人が寝てるんだ少しは静かに入ってこれないか?」
「硝子!名前の容体は?」
「大丈夫命に別状はない。数日目は覚まさないと思うけど」
五条さんは彼女の眠るベッドサイドに行き
輸血などの管がつながれている
彼女の頭をそっと撫でてから私を見た
「七海、お前怪我まだ直してもらってないのか?」
「…はい」
「直してもらったら上の部屋へ来い」
五条さんが帰ってきたら
出会い頭に殴られるつもりでいたのに
以前の貴方ならそうしていたはずだ
「本当に変わりましたね…」
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