同棲はじめました
name change
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起きたら部屋だった
いつ帰ってきたんだろ?
確か高専の硝子さんの医務室で飲んでたのに
のそのそとベッドから這い上がり
リビングへと足を運ぶとなぜか悟がソファーで寝てた
起こさない様にブランケットをかけた
長いまつ毛と目元にかかる白い髪
本当、羨ましいくらい綺麗な顔
なんでこんな人が私の彼氏になってるんだろう
きっと浮気されて捨てられるのがオチだろう
気まぐれで記憶喪失の私に
付き合ってくれてるだけなんだろうな
本気にならないうちに
"出ていってくれればいいのに"
そうすれば私の傷は浅くて済むのに
「なにそれ。そんなに僕信用ない?」
「えっ?」
手首を急に掴まれて
唇が柔らかいものに触れた
「覗き込んでくるからキスの一つでもくれんのかと思ったのに、出てってくれればとか酷くない?」
「起きてたの?って私言っ「声に出てたよー」あっ」
さっきまで伏せられていた目はいつのまにか開いてて
蒼い瞳に見つめられる
目が逸らせない
「僕のこと、嫌い?」
「ちがっ「じゃあなんで出て行ってって言うの?」え?」
なんか怒ってる?いや違う
悲しんでる?
「嫌いじゃない。だけど怖い」
「何が怖いの?僕が普通じゃないから?」
「違うよ。悟に浮気とかされて捨てられるのが」
怖い。だから信用できないって言おうと思ったのに
いつのまにか起き上がっていた悟の腕に抱かれていた
「ん。後は何が怖い?」
「記憶ないってだけで、悟はそれが珍しくて面白いだけで」
「ん。それで?」
「美人でも可愛いくもない、スタイルが良いわけでもないどこにでもいる私なんかに、悟が本気になるわけない」
「それで?」
覚えてない、何も覚えてないんだけど
「昔傷ついた気がするの。悟に出会うずっと前に。だから人を信じて傷つくのが」
怖いの
最後の言葉は声にならない
「泣かないでよ。名前に泣かれると僕も辛い」
悟に言われて初めて
自分が泣いている事に気が付いた
「そろそろ僕も喋っていい?」
悟の腕の中で頷く
「名前は自分の事が嫌いなの?」
「よくわかんない。でも自信がない。可愛くないのわかってる」
悟の優しい声色に
言うつもりもない言葉がぽろぽろ溢れる
「僕は名前が好きだよ?例えば、周りの人が名前の事を悪く言っても。僕から見たら名前は可愛いし、優しいし、ずっと見ていても飽きないし」
「…飽きるよ」
「飽きないよ!多分どんなに嫌なことされても怒ることはあってもきっと嫌いにはなれない。ずっと好きな自信がある」
「っ…」
涙が止まらない
「もう、泣かないでよ。どうしていいかわかんないし」
「ごめん」
「でも、泣いてる名前も可愛く見えちゃう。その顔僕以外に見せちゃダメだよ?」
「「好き」」
どちらかともなく声にした言葉
「ほーら。泣き止んで?」
瞼に幾度となく落とされるキス
啄む様なそれは
私の心を満たすのに充分過ぎた
「さ…とる…」
「なーに?」
「ありがとう」
精一杯の笑顔で言ったつもりだけど
「ぷっ、酷い顔~。泣くか笑うかどっちかにして」
言葉は酷いけど
優しく撫でるその手も
優しい眼差しも
その声も
「大丈夫。世界中の人が名前の事を嫌いになっても、僕が名前の事大好きだから。それだけは信じて?」
その優しさに
溺れてしまってもいいのかな
手を引かれ悟の足を跨いで座らされ
ぎゅっと抱きしめられた
私からキスを落とすと嬉しそうに悟が笑って
もう一回って言われ唇を割られる
深くなっていく口付けに声が漏れ出した頃
悟の発言で今の時刻を知る事になった
「2人で遅刻して行こうか?シたくなっちゃった」
「え?今何時??用意して出なきゃ!」
「えーー!お預けなの?僕、ご飯より仕事より名前がいいのにっ」
私を呼ぶ声を振り切って準備のために
シャワールームへと急いで向かった
ーーー
ーーーーー
バタバタと支度をして車に乗り込む
ご飯を食べる時間もないので途中でコンビニで購入
「本当に名前食べないの?ちょっとは食べなよ。ほら口開けて?あーん」
運転中の私の口にちぎったパンのかけらを突っ込む悟
仕方なく口を開けて食べると甘いメロンパンの味が広がる
「美味しいでしょ?僕に食べさせてもらうと」
いや、味わうよりも
パンも
言動も
「甘い」
「そりゃメロンパンだもーん。あ、フルーツサンドもあるよ?そっちにする?」
なにこのデレたイケメン
私運転中なんですけど
でも不思議と
あんなに不安だったものがなくなっていて
高専に着く頃にはいつもの自分に戻れていた
「あーあ、目まだ腫れちゃってるね。可愛い顔が台無し」
「可愛く「ないとか言うなよ?僕が可愛いって思ってんだからいいでしょ?信じてよ」。。。ん」
悟が私の目元を長い指でするっと撫でる
顔が近づいてきて目元にキスが落とされる
「続きは今夜ね?」
そのまま手が繋がれて長い指で絡め取られる
なんかしれっと夜の約束まで取っていくとか
「おはようございます。貴方は補助監督さんにまで手を出しているんですか。相変わらず節操のない」
いきなり後ろから声をかけられて思わず
悟の手を振り払ってしまった
やっぱり誰にでもこんな事してるのか
「やだなぁ七海。高専関係者には手を出した事ないよ?それにこの子は彼女だからいいの!名前紹介するね。一級の脱サラ呪術師で七海健人くんです!」
「やめてくださいその言い方」
「で、この子が僕の可愛い彼女の名前ちゃんです。先日までは一般人だったんだけど僕の専属補助監督にしたの。言っとくけど手出すなよ?」
「出しませんよ。補助監督にしたとかあまり関心しませんね。貴方らしいですが」
立居振る舞いがピシッとしている七海さんが
若干怖いオーラを出しながら私に向かって
自己紹介をした
「ところで名前さん、五条さんに騙されてませんか?」
「そう言われると。。。」
「名前はまに受けないの!騙してないし!七海余計なこと言うな!とにかくもう僕は名前だけなんだからっ」
人前で堂々と公開告白
信じたいけどやっぱりすぐには信じられそうにない
かな
.
いつ帰ってきたんだろ?
確か高専の硝子さんの医務室で飲んでたのに
のそのそとベッドから這い上がり
リビングへと足を運ぶとなぜか悟がソファーで寝てた
起こさない様にブランケットをかけた
長いまつ毛と目元にかかる白い髪
本当、羨ましいくらい綺麗な顔
なんでこんな人が私の彼氏になってるんだろう
きっと浮気されて捨てられるのがオチだろう
気まぐれで記憶喪失の私に
付き合ってくれてるだけなんだろうな
本気にならないうちに
"出ていってくれればいいのに"
そうすれば私の傷は浅くて済むのに
「なにそれ。そんなに僕信用ない?」
「えっ?」
手首を急に掴まれて
唇が柔らかいものに触れた
「覗き込んでくるからキスの一つでもくれんのかと思ったのに、出てってくれればとか酷くない?」
「起きてたの?って私言っ「声に出てたよー」あっ」
さっきまで伏せられていた目はいつのまにか開いてて
蒼い瞳に見つめられる
目が逸らせない
「僕のこと、嫌い?」
「ちがっ「じゃあなんで出て行ってって言うの?」え?」
なんか怒ってる?いや違う
悲しんでる?
「嫌いじゃない。だけど怖い」
「何が怖いの?僕が普通じゃないから?」
「違うよ。悟に浮気とかされて捨てられるのが」
怖い。だから信用できないって言おうと思ったのに
いつのまにか起き上がっていた悟の腕に抱かれていた
「ん。後は何が怖い?」
「記憶ないってだけで、悟はそれが珍しくて面白いだけで」
「ん。それで?」
「美人でも可愛いくもない、スタイルが良いわけでもないどこにでもいる私なんかに、悟が本気になるわけない」
「それで?」
覚えてない、何も覚えてないんだけど
「昔傷ついた気がするの。悟に出会うずっと前に。だから人を信じて傷つくのが」
怖いの
最後の言葉は声にならない
「泣かないでよ。名前に泣かれると僕も辛い」
悟に言われて初めて
自分が泣いている事に気が付いた
「そろそろ僕も喋っていい?」
悟の腕の中で頷く
「名前は自分の事が嫌いなの?」
「よくわかんない。でも自信がない。可愛くないのわかってる」
悟の優しい声色に
言うつもりもない言葉がぽろぽろ溢れる
「僕は名前が好きだよ?例えば、周りの人が名前の事を悪く言っても。僕から見たら名前は可愛いし、優しいし、ずっと見ていても飽きないし」
「…飽きるよ」
「飽きないよ!多分どんなに嫌なことされても怒ることはあってもきっと嫌いにはなれない。ずっと好きな自信がある」
「っ…」
涙が止まらない
「もう、泣かないでよ。どうしていいかわかんないし」
「ごめん」
「でも、泣いてる名前も可愛く見えちゃう。その顔僕以外に見せちゃダメだよ?」
「「好き」」
どちらかともなく声にした言葉
「ほーら。泣き止んで?」
瞼に幾度となく落とされるキス
啄む様なそれは
私の心を満たすのに充分過ぎた
「さ…とる…」
「なーに?」
「ありがとう」
精一杯の笑顔で言ったつもりだけど
「ぷっ、酷い顔~。泣くか笑うかどっちかにして」
言葉は酷いけど
優しく撫でるその手も
優しい眼差しも
その声も
「大丈夫。世界中の人が名前の事を嫌いになっても、僕が名前の事大好きだから。それだけは信じて?」
その優しさに
溺れてしまってもいいのかな
手を引かれ悟の足を跨いで座らされ
ぎゅっと抱きしめられた
私からキスを落とすと嬉しそうに悟が笑って
もう一回って言われ唇を割られる
深くなっていく口付けに声が漏れ出した頃
悟の発言で今の時刻を知る事になった
「2人で遅刻して行こうか?シたくなっちゃった」
「え?今何時??用意して出なきゃ!」
「えーー!お預けなの?僕、ご飯より仕事より名前がいいのにっ」
私を呼ぶ声を振り切って準備のために
シャワールームへと急いで向かった
ーーー
ーーーーー
バタバタと支度をして車に乗り込む
ご飯を食べる時間もないので途中でコンビニで購入
「本当に名前食べないの?ちょっとは食べなよ。ほら口開けて?あーん」
運転中の私の口にちぎったパンのかけらを突っ込む悟
仕方なく口を開けて食べると甘いメロンパンの味が広がる
「美味しいでしょ?僕に食べさせてもらうと」
いや、味わうよりも
パンも
言動も
「甘い」
「そりゃメロンパンだもーん。あ、フルーツサンドもあるよ?そっちにする?」
なにこのデレたイケメン
私運転中なんですけど
でも不思議と
あんなに不安だったものがなくなっていて
高専に着く頃にはいつもの自分に戻れていた
「あーあ、目まだ腫れちゃってるね。可愛い顔が台無し」
「可愛く「ないとか言うなよ?僕が可愛いって思ってんだからいいでしょ?信じてよ」。。。ん」
悟が私の目元を長い指でするっと撫でる
顔が近づいてきて目元にキスが落とされる
「続きは今夜ね?」
そのまま手が繋がれて長い指で絡め取られる
なんかしれっと夜の約束まで取っていくとか
「おはようございます。貴方は補助監督さんにまで手を出しているんですか。相変わらず節操のない」
いきなり後ろから声をかけられて思わず
悟の手を振り払ってしまった
やっぱり誰にでもこんな事してるのか
「やだなぁ七海。高専関係者には手を出した事ないよ?それにこの子は彼女だからいいの!名前紹介するね。一級の脱サラ呪術師で七海健人くんです!」
「やめてくださいその言い方」
「で、この子が僕の可愛い彼女の名前ちゃんです。先日までは一般人だったんだけど僕の専属補助監督にしたの。言っとくけど手出すなよ?」
「出しませんよ。補助監督にしたとかあまり関心しませんね。貴方らしいですが」
立居振る舞いがピシッとしている七海さんが
若干怖いオーラを出しながら私に向かって
自己紹介をした
「ところで名前さん、五条さんに騙されてませんか?」
「そう言われると。。。」
「名前はまに受けないの!騙してないし!七海余計なこと言うな!とにかくもう僕は名前だけなんだからっ」
人前で堂々と公開告白
信じたいけどやっぱりすぐには信じられそうにない
かな
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