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俺だけって言ったじゃん

side蓮

俺、なんかしたっけ。
涼太が、怒って部屋に入ってしまった。

蓮「涼太、部屋に入りたい。」
涼「やだ。ダメ。来ないで、」
蓮「俺なんかした?」
涼「した。めっちゃした。」

なんだ?俺は…涼太に何したんだ?

蓮「教えてよ。言ってくれなきゃ
  わかんないよ、」
涼「自分で考えろ」
蓮「義兄ちゃん…。」
涼「…っ。」

最近ずっと、浮かない顔してたし…、
それも全部俺のせい…なのかな。

今何時だろう。涼太、怒ってたな、、
無視しちゃったのかな。
他の人と仲良くしすぎた、?
考えても、考えても…わかんないよ、


─ガチャ
涼太の部屋か開いた。

蓮「義兄ちゃん、、!」
涼「…っ。」

涼太の目、すごく怖い。
…初めて見た。こんなにも怒ってる涼太。

涼「なに…」
蓮「俺、心当たりない。考えても、
  わかんない。」
涼「あっそ。」
蓮「お願い教えて、?言ってくれなきゃ、
  俺…。わかんない。」
涼「はぁ、俺たちさ、そろそろ…」


  「別れよ」


蓮「なんで、ねぇ、涼太っ!」
涼「離せ。」
 「もう遅いんだよ」

涼太の腕を掴むと振り払われた。

なんで、別れるなんて…、わかんない。
わかんないよ、俺、ずっとずっと
大好きなのに、

なんで?他に好きな人できたのかな。
俺が頭悪いから、嫌気がさしたのかな。
なんで、なんで?
涼太、わかんないよ、
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