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僕の声に溺れて

渡辺翔太 宮舘涼太 
大学生 設定

─────────

side宮舘


『おいで?』『ふふ、可愛いなぁ』
『沢山濡れてきちゃったね』

『俺もっ、イクッ、あぁんっ、』


俺、宮舘涼太は「涼介」という名で
シチュエーションボイスを配信している。


『今週の配信も見てくれてありがとう』
『次の配信は…また追って報告するね』



聞いてくれている人がいるだけありがたい。
そう思ってるけど、最近では減って、
やる意味も失ってきている。

初めは料理の作り方を配信していた。
そしたら、朗読して欲しいとか、
声がいいとか…、、色々とコメントして
もらっていて、今では、
シチュエーションボイスを配信している。


まぁ、成り行きで始めたわけだから、、、?

辞めようかな、



─大学


はぁ、つかれたぁ、

渡辺「じゃーな!」
深澤「誰?わら」
渡辺「この間CD貸したやつ」
佐久「しょーたのおすすめ?笑」
渡辺「まぁーな笑」
佐久「俺も聞きたい!」
渡辺「ほらよ笑」
岩本「おぉーい。こっちこっちー」

渡辺翔太。俺と同じ学部の同級生

アイツみたいに人気者だったら、、。
なんて、何回考えたことか、、

先生「あ、宮舘!」



─資料室

先生「悪いね、」
宮舘「いえいえ、暇だったので
   ちょうど良かったです」
先生「なんかあったら、言ってくれて」
  「隣の部屋にいるよ」
宮舘「わかりました」

はぁ、ついてないなぁ、
早く家に帰りたい。

─ピコン

あっ、いつもコメントしてくれてる人 、

✉️「いつも楽しく拝見しています。
   しばらく配信ないみたいなんですが、
   アーカイブは消されてしまった
   のですか…?」

楽しみにしてくれている人、いるんだな、、

"しょぴまる"さん。
欠かさず見てくれてんだよなぁ。

渡辺「失礼しまーす。」
宮舘「あ、先生なら」
渡辺「…えっ!」

…え?部屋出て行っちゃった、
避けられてる、?
渡辺くんとは1度しか話したことない気がする。
やっぱり避けられてんのかな。

宮舘「…渡辺くん、?あっ、居た、」
渡辺「あっ、〜//」
宮舘「先生なら、」

スマホ落としちゃってんじゃん、
えっ、え?

渡辺くんのスマホに表示されている
"しょぴまる"。

渡辺「な、なんで、配信しないんだよっ!」
宮舘「えっ、しょぴまる、、、さん?」
渡辺「そーだよっ、//」
宮舘「まじか、」
渡辺「なっ、なんで、アーカイブも
   消しちゃったんだよ、!」
宮舘「なんでって、辞めようかなって、」
渡辺「俺っ、あれがなきゃっ!」
  「あぁー、もう!わかるだろ!」
宮舘「…?」
渡辺「あれがなきゃ、お前の声がなきゃ
   イけねーんだよ!」
  「2週間配信しないから…た、溜まって!」
宮舘「…手伝ってあげよっか?」
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