つれづれ日記
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江南春オリジナルレシピ⑤出来上がり♪
20210321(日)17:25【作り方】
①生地の一次発酵が終わったら、4等分にして丸めます。それを麺棒でもいいし、手でも良いので1㎝くらいに伸ばします。
②お皿のようになった生地の上に餡を乗せます。
③肉まんのイメージで餡を包みます。丸い大きめのお饅頭が4つできるはず。表面が乾燥しないように、固く絞った濡れ布巾かラップをかけてしばらく休ませます。約10分~15分←この間に、餡を炒めたフライパンを洗って、火にかけて乾かして、「烤莫」する準備をしましょう。時間が余ったら、食べる時用のお皿とか、お茶の用意も出来ます。
④寝かしておいた生地を、上からそっと押して、平べったくします。鍋敷きをイメージして!中の餡が出ないように気を付けましょう。
⑤熱くなったフライパンに注意して、油を引かずに、平べったい生地をフライパンにそっと入れます。火は弱火で!蓋をして2~3分。←私は中国ポップス1曲分を目安にしています(笑)1曲終わったら様子を見る、みたいな。
⑥イイ感じに焦げ目が出来ていたら、裏返します。また蓋をして、1曲聴きましょう♪余力があれば踊ってもいいです♪
⑦蓋を開けて、「烤莫」の真ん中に箸を差して、生地がくっ付いてきたら、中はまだナマです。餡は火が通っているので、生地さえ火が通れば出来上がり♪
焼きたて熱々を食べても美味しいですけど、冷めても総菜パンみたいなので美味しいです。
日本の普通のパンよりも、もっと皮が密でしっかりしているのが特徴です。
砂漠の静けさに想いを馳せながら、月亮の気持ちになって召し上がって下さい。
江南春オリジナルレシピ④餡作り
20210321(日)17:00江南春オリジナルレシピ③外側の皮(莫)
20210321(日)16:48【作り方】
①ビニール袋に、強力粉・砂糖・塩・ドライイースト・白ゴマを入れ、口をしっかり閉じて、豪快に振ります。あっと言う間に混ざります♪
②バターを①の袋に入れ、バターを指で潰すようにして粉に馴染ませるようにします。まだこの時は粉っぽくて、もさもさしてます。
③ちょっとずつ袋に牛乳を入れます。最初はベタベタしていると思いますが、しっかり混ぜて、捏ねているうちに袋にもくっ付かなくなるので、そうなるまで捏ねましょう。
④生地が滑らかになって、袋にもくっ付かないようになったら、丸く纏めます。
⑤一次発酵をします。私はそのまま炊飯器の内釜に生地を入れ、「発酵モード」にしてスイッチオン♪約50分←この間に餡を作りましょう。
~④に続く~江南春オリジナルレシピ②準備するもの
20210321(日)16:24袁国家庭料理「羊肉烤莫」
※家庭料理なので、いろいろお好みで手を加えてOKです♪
【食品材料】4枚分
≪莫≫
◎強力粉300g
◎砂糖20g
◎塩3g
◎ドライイースト6g
◎牛乳180~200㏄(室温やその日の湿度で変わるので、約コップ一杯用意します)
◎バター20g(サラダ油でも代用できます)
◎ゴマ10~20g(お好みで)
↑これだけでもプレーンな感じのパン(マントウ)が作れます。
≪餡≫
◎肉…100~200g(お好みで。焼肉用を細切りに。青椒肉絲をイメージしました。)
※本格的なら羊肉ですが、手に入りにくいので牛肉で豚肉でも。あ、イスラム教徒には豚肉が出せませんが。
◎野菜…適当に。(今回は冷蔵庫にあるものを適当に入れました。玉ねぎ・人参・ピーマン・キャベツ)
◎ゴマ油
◎焼肉のたれ(個人的には甘口が好きですが、辛口にするとピリ辛が楽しめます)・砂糖・醤油
◎水溶き片栗粉(無くても大丈夫。包みやすいだけ)
【その他材料】
◎ビニール袋…1枚(厚手の物かジップロックでもOK)
※食材を全部入れても半分くらいになるよう大きめの物を用意してね。
◎パン生地発酵機能のある、「炊飯器」や「オーブン」
※私は炊飯器でやりますが、発酵機能が無い場合は炊飯器を使わないで下さい。キレイに包んで、コタツに入れても発酵します(笑)
◎クッキングシート生地が全部乗る大きさ1枚
※くっつかないから便利なだけで、無くても大丈夫。
◎フライパン…餡を炒めるため。
◎菜箸
ビニール袋の中で、混ぜたり、捏ねたりするので洗い物は少なくて楽だと思います♪
準備が出来たら、次はいよいよ作りますよ~。
~③へ続く~江南春オリジナルレシピ①
20210321(日)16:04江南春の牡丹楼にいる男娼・月亮。彼は、砂漠の国・袁の出身。
その袁の国の家庭料理が「羊肉烤莫(ヤンロンガオモー)」。これは、砂漠の民が郷愁を感じる、日本のおにぎりみたいな素朴な主食。
…というのをイメージして、私が勝手に妄想し、命名した料理です。
似たような料理は各地にあるでしょうが、袁国の料理は「羊肉烤莫(ヤンロンガオモー)」♪
砂漠の国とは言いますが、袁国のモデルは、もちろん西安。
かつては長安として唐の都でもありましたが、今は京都と同じく古都ブランドで食べている単なる地方都市です(笑)
西安はシルクロードの出発地だけあって、異民族の文化も、そこここで感じられます。
例えばイスラム料理とか。イスラムと言えば、やはり羊料理♪
そこで袁国のポピュラーな料理も「羊肉」を使っています。
そして、西安のイスラム料理のお楽しみというと、「泡莫(※正しくは食+莫)(パオモー)」という硬めのパンを、手で千切って、千切って、細かくして、ようやくご飯みたいなサイズにすると(これより大きいと周囲の西安人から指摘される「まだまだ!」みたいな)、肉(牛か羊)と野菜をスープで煮込んでいただきます。
このパン「莫(※正しくは食+莫)」を、モデルにして、中に羊肉を入れて、蒸す前の肉まんを上から押し潰して平べったくした感じの物を、両面を焼いて(=烤)ふっくらさせ(この辺はイングリッシュマフィンをイメージしました♪)たのが、私の創作「羊肉烤莫」です。
では、一緒に作って食べてみましょう!
~②へ続く~





