あの名作「名探偵ホームズ」を、現代に移した作品は他にもカンバーバッチ版「シャーロック」などありますが、この作品が違うところは、Dr.ワトソンが、女性であるところです。
原作ではジョン・ワトソンですが、この作品ではジョーン・ワトソンと言う中国系アメリカ人の元外科医。
最初は、「なんで女性にする必要が？」と懐疑的なのですが、観始めると、これが意外に面白い。
ワトソンを演じるのは、ルーシー・リュー。
ドラマ「アリー♡マイラブ」や、映画「チャーリーズ・エンジェル」で大好きなアジア系女優の1人です。
演技派で、聡明で、監督業やプロデュース業でも活躍してる成功している、今や大女優のルーシー・リュー。
過去に訳アリの元外科医という点は、原作に通じていますが、やはり女性というのが特徴的。
ホームズとワトソンの恋愛関係になりそうでならない微妙なバランスも面白い！
人をバカにしたような態度しか取れなかったホームズが、ワトソンの影響で少しずつ変わっていく様子や、逆にワトソンがホームズに影響を受けていく様子は、男女コンビならではの「妙」があって、引き込まれます。

そして、今回もやはり吹替版を観ていますが、ホームズ＆ワトソンの声もピッタリで、観ていて（聞いていて）気持ちがいいです♪
そして、ゲストの声も、なかなか豪華で楽しめます。
ロシアのスパイの声が（「鬼滅の刃」が流行中の今）、「無惨さま！」だったり、薬物依存症の治療中のホームズに近付く「イイ人」が、お馴染み、私の好きな「あの方」だったり…。
実は前にもシーズン6まで観終わっているのですが、シーズン7の配信が始まったのをきっかけに、もう一度シーズン1から観直しています。
前回観落とした（聞き落とした）こととかを見つけて、ますますホームズ＆ワトソンが魅力的です。
ストーリーも原作へのオマージュ的な事件があったり、原作好きでも、そうでなくても楽しめますが、もう1つオススメなのが、ワトソンのファッション！
探偵らしくマニッシュなファッションでも、都会的で、セクシーな衣装が多くて、スタイルの良いルーシー・リューには映える、映える♪
普段着でも、わざとらしさが無く、シックでとてもオシャレです。ぜひ、そちらにも注目していただきたい♡
原作好きも、単なる事件物好きも、ステキなファッションに興味がある方も、ぜひご覧ください♪