久しぶりの「海外ドラマ日記」における、海外ドラマ紹介（笑）

サボってる間も、海外ドラマはそこそこ観てたんですけど、ここの存在を忘れていました…。（妄想歌謡祭に乗っ取られていた・笑）

さて、今回の「成化十四年」も中国ドラマです。台湾でも、香港でもなく、中国ドラマです。
と、わざわざ言うのは、中国政府が「BLってちょっとどうかな」「お化粧するイケメン俳優とかってどうかな」みたいな政府指針（いや、もちろんこんなアホな表現ではありませんけども）を出している状況下で、なんと、「あの」ジャッキー・チェンが製作（プロデュース）という、なんとも意味深な感じで公開されたドラマだということで…。

ま、政治的な余計な深読みはやめておいて、ドラマ自体は、毎度お馴染みの原作BLのブロマンスドラマ仕立てになっております。
時代は明朝。うん、ジャッキー・チェンっぽいね！

そこからの、皇帝直属の捜査機関・錦衣衛の隋兄さんと、状元（科挙試験第1位）を若すぎるからという理由で取り損ねた美少年・唐くん（今は下っ端官吏）が、協力して次々に事件を解決するワクワク・ドキドキ・ハラハラの物語。
そこに絡むのがわずか17歳の切れ者宦官、汪植。いや、ホントにいろいろ凄すぎて、17歳だっていうの、最終回まで忘れてましたよ。
まあ、どんな事件かというのは置いておいて（え？）、見どころは、食いしん坊の唐くんを餌付けしちゃう、天才料理人の隋兄さんとか、究極ツンデレか、と思わせる汪植と側近・丁容とか、絶対悪い人、と思ってた万貴妃が意外にそうでもないとか、いろいろありますが、何と言っても、主演の美少年・唐泛役の官鴻くんの美貌と可愛らしさ＆さすがにジャッキー・チェンらしいキレッキレッのアクションシーンです。
他のブロマンスでは無かった、アクションシーンで隋兄に惚れると言う、カッコ良さ！
そして、官鴻くんのキュートで可憐な女装姿（囮捜査のためで、趣味ではない・笑）がパーフェクトです☆彡
第1話から大なり小なりの伏線がバラまかれているので、最終回で全て回収されるスッキリ感も良かったですが、やはり続編が待ち遠しい…。
尹正の「原生之罪」に続いて、第2シーズンを作って欲しい作品となりました。
中国時代劇苦手でも、コレはいけるんじゃないかと思います♪