海外ドラマ

不可抗力

2020/07/03 07:54
スゴイ…。
って、内容の事ではありません(笑)
ここのところ台湾BLは普通に(?)観ていましたが、例の中国ドラマ「陳情令」のついでに、現代劇の「不可抗力」(3話でさらっと観られそうなので)を観ています。
が、相変わらずもさ~と観ていましたが、途中でハタと気づきました。

これ、台湾ちゃうやん!

ロクにオープニングを観ていなかったので、気が付いたのは車のナンバープレート。なんと、上海ナンバー!ええっ!!!とビックリして、よく観ると、出てくる文字は簡体字(大陸で使われる文字※台湾は繁体字)だし、オープニングにはお馴染みの東方明珠塔が輝いているし、なんかポロポロと上海臭が流れてきて、もう上海と確信する他ないな、と(笑)
いや~、そうか~そうなのか~と、一人感慨に耽ってしまいました。
だって、自由な台湾と違って中国共産党の国ですよ。それが今や、古装片(時代劇)のファンタジーに包み隠すならともかく、現代劇でBLドラマが解放されるとは、もう感激ですよ。気持ちとしては、子どもの成長を見ている感じです。
まあ、台湾だけでなく中国でも腐女子は定着してるし、普通の事と言えば普通なんですけど。
昔のことを知っているというだけで、私は古い人間なんで、大陸で同性愛ネタなんてね~としみじみ感動しています。
まあ上海は都会だから、という変な言い訳も頭をよぎったりしますが(笑)

ストーリーは、お金持ちのシエ家のお坊ちゃまと、施設から引き取られたシュー・ニエンの二人の関係が中心ですが、優しいシュー・ニエンに魅かれる年下のクー・ルオ(この子もお金持ちのお坊ちゃま)が絡んできて、いろいろ大変な感じです。

このシエ家のお坊ちゃまが、ちょっと往年の名優レスリー・チャンに似てるのと、クー家のお坊ちゃまがお目目ぱっちりの可愛いお顔なのが眼福です♪
ただ、やはり中国ドラマだわ~と私を安心させたのは、衣装のセンス。
パーティーシーンの泣きたくなるほど似合わないタキシード姿とか、18歳のルオ坊ちゃんのクマちゃんTシャツとか、誰がOK出したのか不思議に思うのですが、これが「中国」の本気だということを知った上でご覧ください。

上海の「現状」がこんな感じなら、うちの「上海」シリーズも考えないとな~と、ちょっと焦る私がここにいる。

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