もうシーズン２の途中から、どんどんレクター博士とルークの相思相愛が深まってしまい、途中で止めることができずに、シーズン３まで一気に観てしまいました！

しかもシーズン３の終わりの方で、逃亡中のハンニバルの偽名・フェル博士の妻・ベラ（こちらも偽名）と、ウィルが話し合うのですが、完全に本妻（ウィル）と愛人（ベラ）の対決じゃん！とドキドキしました。
そうしたら見事に

ベラ「（レクター博士の）前の彼女（ベラ）と話してるのよ」

とか言われちゃうし！
ウィルもこの期に及んで

ウィル「ハンニバルは、僕を愛しているのか」

とか聞いちゃうし！聞くな、聞くな！
分かり切ったことじゃないですか！？

閑話休題。
ちなみにフェル夫人は、元はベデリア・デュ・モーリア博士と言って、ハンニバルの精神科医でした。そして、前世の「Xファイル」でスカリー捜査官でしたよ。


シーズン２までは、熱い思いを秘めながら、指一本触れること無く（いや、指くらいは触れてたかも）、深い精神的なつながりを求めてウィルを見守ってきたレクター博士でしたが、むしろシーズン3ではウィルの方が博士を追いかけていて、「やっと自分の気持ちに気が付いたのね♪」と応援したくなります。
そして、シーズン３の最終話。
ネタバレは出せませんが、もう2人の愛の高まりが胸を熱くします。肉欲が無くても、こんなに深く激しく愛し合えるのねっ！って感じです。

シーズン3では、ウィルをヤキモキさせるライバル「レッド・ドラゴン」が登場しますが、レクター博士ってば、わざとレッドドラゴンを煽って、ウィルを嫉妬させているとしか思えません。キ～、心憎い！
やはり、恋のトライアングルっていう設定は、ラブコメ（あ、違うか）の欠かせない要素ですよね♪

「ハンニバル」は、Huluで全３シーズンを観ましたが、たまたまNETFLIXのトップページに映画「レッド・ドラゴン」がおススメとして出てたので、ついでに観てしまいました。
「ハンニバル」観た後じゃ、全然足りない！って感じです。
レクター博士とウィルの精神的な深い絆が描かれてこそ、レッドドラゴンの存在も浮き彫りになるわけで。
「羊たちの沈黙」も、クラリスとレクター博士の関係が深まっていくところが、物語のコアでしたから。事件解決が目的のミステリーとは違うところです。

映画「レッド・ドラゴン」は、レクター博士役が同じアンソニー・ホプキンスだということもあって、「羊たちの沈黙」とも繋がってる感じですが、「ハンニバル」では「羊たちの沈黙」まで、もうちょっと時間がありそうなので、妄想が膨らみます。

「ハンニバル」のおかげで、当分、自炊はまだしも、外食でお肉は食べにくいかも。
あんなに観るまいとおもっていたのに、まさかこんなにハマるとは、自分でもビックリ！
次は字幕版を観ようかな、と思いつつ、レクター博士だけでなく、ウィルの声優さんも、精神の不安定さの中に正義の強さを持つウィルらしさと、レクター博士を虜にするほどの可愛らしさを併せ持った、とっても繊細でステキな声でした。
もうメロメロです♪
BL好きには、オススメです。普通の海外ドラマ好きでも、十分に楽しめるとは思いますけど（笑）