海外ドラマ

四大名捕

2020/10/13 07:52
もう、何で今まで観てなかったんだろう!
と、後悔しているのが、今回の「四大名捕」です。
もちろん全編中国語なので字幕です。

何が気に入ったかって、コレただの古装劇じゃなくて、時代劇に姿を借りた戦隊ヒーロー物です(笑)
その名の通り4人の名捕(捜査官)が、神通力を使う犯人を追ったり、物の怪と戦ったり、とにかく中国風のアクションたっぷりで、イケメン4人が活躍する、とっても分かりやすくて痛快なお話です。

リーダーで、出自に秘密があるらしい「冷血」、
お調子者で遊び人と言われつつ義に熱い「追命」、
真面目でクールな知性派「無情」、
優等生な末っ子キャラ「鉄手」、
これらイケメンヒーローが大活躍です♪
(さあ、私の推しメンは誰でしょう)

コレ、日本でも出来ないかな~と思ったり…。つまり時代劇戦隊ヒーロー物。
いわゆる王道の戦隊ヒーローの1つでは無くて、若者向けのアクション時代劇って感じで♪
てか、今のうちに時代劇をしっかり作っておかないと、歴史的な言い回しとか所作とか、殺陣とか、衣装とかにしても、時代劇らしい「型」が失われて行くと思います。いくらアドバイザーがいても役者の身につくのには時間が掛かるし、今それが出来る役者がどんどん高齢化、もしくは彼岸に渡ってしまわれているので、脚本、演出、芝居の全部がこなれてる時代劇って、どんどん作るのが難しくなっていくと思います。
時代劇は、現代劇と違って、歌舞伎と同じ「様式美」が支えていると思うので、まずは若者向けのアクション時代劇を作ったらどうでしょう♪

中国の古装劇の演技には、その仕草に京劇の所作が用いられています。まさに「様式美」ですね。若いイケメン俳優さんも、古装劇でしか使わない仕草や言い回しを叩きこまれてるって感じです。
なので、古装劇で好きになった俳優さんが現代劇に出てると違和感が…(笑)
それくらいに、時代劇と現代劇は違うということで、ぜひ京都の時代劇の火を消さないで欲しいです!

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