ネットフリックスオリジナル作品です。公開されるなり、かなりの物議をかもしました。
アメリカのとある高校が舞台。始まりは1人の少女の自殺…。

で、これも「ハンニバル」同様、絶対に怖いから観ないでおこう！と思っていました。このドラマの影響で、アメリカでは自殺者が実際に出たとかで、大論争が起きたそうです。結果、初期公開時にはあった自殺シーンが削除され、悩みがある人向けの、特設相談サイトまでできました。やだもう～、不快感の予感しかない。

なのに、観てしまいました…。

日本の高校とかは、ここまで複雑ではないかもしれませんが（少なくとも銃の心配はないわけですし）、しょせんは子どもって残酷なものです。今の若い子は、昔より精神年齢を10歳若いつもりで接するべきというのは教育業界での常識になりつつありますし、高校生なんて言っても、やっぱり子どもなんですよ。
このドラマの登場人物たちも、やってることはオトナ並だけど、やっぱり幼稚。でも「事件」以降、どんどん大人になっていきます。ほんと、みるみるうちに成長していきます。
残酷で、悲惨な事件や人間関係がいっぱいで、大人でも不快になりますが、シリーズを進めるうちに1人1人のキャラクターに深みが出てきて面白いです。
本当に、心が痛む内容ですが、勇気があれば観てみましょう。