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武器持ちキャラ(仮)

【この手を離さないと誓った】



 初めて手にした時の重みは忘れない。

 幾人もの手に渡り、最後の持ち主が手放したときからしばらく眠っていたらしい。店主も、まさか『こいつ』を起こすことになろうとはと、どこか嬉しそうに目を細めた。お前さんに会うためだったのかもな、とおれの腕の中にいる存在を見ながら言う。
 おれの両腕に乗る散弾銃、木と金属が組み合わされたその外見は、重厚でありながら近寄り難さを感じさせない。そして今まで手荒な扱いを受けてきたのであろう、銃身はもちろん、ありとあらゆる場所に傷が入っている。店主はとくに銃床のある部分に入った亀裂を指さし、これが広がるようなことがあったらすぐに来い、と念を押す。
 話している間もずっと抱えていたわけだが、この腕にこれほど収まりがいい存在は初めてだった。
 一通り散弾銃を確認した後は分解し、ケースに入れて蓋を閉める。店主に礼を述べ、店を出た。

 これ以上の存在にはもう出会えないと思う。おれが引退するその時まで、一生一緒にいてほしいと願いを込めて、ケースを提げる右手に力を入れた。


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以下、ざっくり設定です

■楠(クスノキ)*小説の人
普通の会社員していたハズが…ひょんなことからクレー射撃の競技人生がスタートしていた
この道に引き込んできた8歳年下に懐かれ、担当教官に睨まれながら日々を過ごしている
担当教官とは初対面が最悪だったので、未だに和解できていない
「……解せぬ」

■柊(ヒイラギ)
直感で楠をクレー射撃界に引き込んだ張本人
親子3代競技者、父親は元日本代表でその後輩が担当教官
人懐こい大型犬系
「楠さん、この競技楽しいっしょ!?」

■梧(アオギリ)
柊の父親の後輩で現在は射撃場のオーナー兼代表選手のコーチ
柊を日本代表に押し上げたいと常々、思っているので楠に構っている場合ではない
柊が楠を連れてきた時の第一声
「素人の面倒を見る気はない」


相関図
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